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2006年6月29日 (木)

士業は”人”なり

先日社会保険新規適用手続きを行った会社を訪問しました。この会社は今年5月に法人登記し、それまでは個人で事業を行っていました。

法人登記した後に、社労士を含む”士業の事務所”からダイレクトメールが届くようになったと話していました。その事業主の反応は「私はこういうハガキでは仕事をお願いしようとは思わない。特に社労士の先生に依頼する仕事は、従業員の個人情報や会社の内部情報も公開する。信頼できる人じゃないと依頼できない」というものでした。

この反応が「すべての事業主」に当てはまるわけではないでしょう。しかし真理はついていると思います。

最初の「きっかけ」段階から、如何に事業主に「怪しまれない」方法でアプローチをするか、そしてアプローチができた段階で「この人なら会社や個人の情報を公開しても安心できる」と如何に思っていただくか、が重要になのです。

大前提として、信頼されなければ仕事は依頼されません。従って、「人間性」がベースになります。そのベースの上に「信頼を得るための方法論」を構築していく必要があるのでしょう。

まさに、士業は”人”なり、だと思います。

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