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2006年7月31日 (月)

年金相談業務について

社会保険事務所で年金相談を行っている知人(T氏)を含め、社労士仲間数名で話をしていたときに、N氏がT氏と私に「年金相談は金額も関わるし、いろいろな人がいるから、ストレスも溜まるでしょう」と話してきました。

確かに、いろいろな人がいます。不満や怒りをぶつけられたりすることもあります。金額にも関わるので、神経も使います。結構ハードなので疲れます。

しかしT氏も私もそうなのですが、ストレスにはなりません。年金相談を行うことにより、より年金を深く知ることができ、それも面倒な相談ほど、自分の”血となり肉”となります。それは、”社労士”としての厚みをつけてくれます。この業務そのものには、”感謝”をしています。

精神的に負荷のかかる仕事も、それが自分の目的の方向に”合致”しているのであれば、”感謝”を持って受けることができます。

※そう言えば、サラリーマン時代だったとき、ストレスの感じる仕事というのは、自分の意思と反してやらなければいけない上司から指示される仕事でした。

 自分の意思で行うこと、というのはつらくても、目的が明確になっていれば、十分に対応ができるものですね。

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2006年7月30日 (日)

人の意見を参考にする

私は2年前から、10名で構成する勉強会に参加しています。月1回、メンバーが交替で事前に出題し、それを当日まで解いてきて、参加メンバーで意見交換を行う方式で行っています。

今日はその勉強会の日で、私は出題者でした。現在アプローチしている企業の問題点と対応策や各士業者等から問い合わせのある内容を出題しました。

勉強会参加メンバーは社労士有資格者で、私を含め6名が開業しています。今回出題した内容の自分なりの解答は用意しています。それをこの場で検証しました。

自分だけの考えだけでなく、いろいろな人から、いろいろな角度で意見をもらうことはとても参考になります。自分の解答の正しい部分、追加したほうがよいことなど、いろいろと意見が出されます。この意見を踏まえて、よりよい”自分の考え”が構築されます。

人の意見を聞くことはとても大切です。それが、顧客獲得の近道かもしれません。

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2006年7月29日 (土)

”人”との出会い、つながりの大切さ

今年1月、2月に行った千葉商工会議所主催の”創業塾”に参加したメンバーとの飲み会を、7月27日(木)に行いました。

講師の方を含め、9名が参加しました。私を含め2名が起業し、また来年には起業予定の方もいます。とても刺激を受けます。

さらにこういう場に参加する方々は、私の知らないたくさん知識を持っており、改めて”人との出会い、つながり”の大切さを感じました。そして、自分ひとりの”力”だけでは限界があることも感じました。

この”飲み会”の様子は、講師の猪谷さんのブログでも紹介されています。ぜひご覧ください。

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2006年7月28日 (金)

”質問”はありがたく思う

税理士や行政書士などの士業の方より、質問を受けることがあります。即答できることもあれば、”うろ覚え”のため正確に即答できないこともあります。

そうすると、調べてから回答することになります。これが大きな力になります。調べることによって、正確な知識を得ることができます。そして質問者が正確に理解できるような表現を工夫します。さらに知識が定着します。

”質問される”ということは、信頼されていることだと思っています。そして、”信頼される”ということは、”信頼してもらえる何か”がないとされません。

”質問”は質問者のためにもなり、私自身のためにもなります。従って、一人でも多くの”質問してくれる人”を開拓していく行動をしていきます。

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2006年7月27日 (木)

人の話は聞いた方が得

年金相談を行っていて、よく思うことがあります。それは”人の話は聞いた方が得”ということです。

年金相談でも、私の説明を理解しようと真剣に聞いている人に対しては、理解をしてもらおうと必死で説明をします。そうするとほとんどの方に理解していただけます。

しかし、中には、私が質問に答えようとして話し始めると、その話を遮って自分の話をする人も多くいます。結果として、こちらからきちんと説明することなく、話が終わることもあります。さらにこのような方への説明に対しては、正直”必死さ”にかける面もあります。

”人の話を聞く”ことは大切なことですが、それは自分にとっても、得だということです。

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2006年7月26日 (水)

働き方について

本日の日本経済新聞の”経済教室”の記事 「解雇規制の強化は誤り」という記事の中で、働き方について書かれていました。

”古い雇用慣行が出生率の低下を招く”

  • 現在の人口減少社会では、働く意欲のある女性や高齢者活用のための、多様な働き方が可能な労働市場が重要である。
  • その反面、世帯主である男性は、慢性的な残業や頻繁な配置転換及び転勤の代償として雇用と年功賃金を保障する雇用慣行になっている。
  • 従って、現在は、まだまだ暗黙のうちに、「夫は仕事」、「妻は家事・子育て」という固定的な役割分担を前提にしている。

このような男性の働き方を、女性が強いられるのであれば、子どもを育てる人がいなくなって当然です。女性が働かないことが前提の雇用慣行の下で、現に女性が職場で働き出したことから生じる矛盾のひとつの表れが出生率の傾向的な低下であるということです。

会社は確かに女性に対して、今までの”男性”の働き方を求めています。そうすることが”男女を均等に扱う”というように捉えています。要するに女性も残業や転勤が前提となり、出産だけでなく、結婚にも影響が出てくるでしょう。

少子化は、とても根が深い、問題です。

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2006年7月25日 (火)

新聞記事 7/25(火)

日本経済新聞 2006年7月24日(月)

最低賃金0.5%上げ 2年連続 厚生労働省方針

厚生労働省は地域別の最低賃金を今年度の改定で0.5%引上げる方針だ。雇用情勢や企業業績の回復を受けて、賃金水準の底上げが必要と判断した。引上げは2年連続でアップ率は前年度0.1ポイントアップする。

引上げの目安を公表し、全国の労働局が8月上旬に地域別の最低賃金を決め、10月1日をめどに適用する。賃金水準全体へも上昇圧力がかかりそうだ。

引上げの目安は、東京都や神奈川県など賃金水準の高いAランクは4円。他のランクは3円のアップとなる。

東京都(Aランク) 714円から718円   埼玉県(Bランク) 682円から685円

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2006年7月24日 (月)

ちょっとした出来事

今日の夕方、行政書士のK先生の事務所を訪問しました。駅から事務所に行く途中に、偶然にも今年の冬に参加した”起業塾”で知り合ったW氏とすれ違いました。

W氏は会社を起こし、その設立手続きをK先生に依頼したようで、K先生の事務所に訪問した帰りとのことでした。

今週27日に”起業塾”に参加した有志メンバーで、懇親会を行う予定です。W氏も私も出席予定です。

すれ違って、一言二言交わしただけですが、不思議なことにW氏に対して親近感が湧きました。懇親会のときに、親しく話ができる予感がします。

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2006年7月23日 (日)

書籍紹介

伸びる組織のための賃金制度改革―仕事と給与が結びつけば企業は育つ Book 伸びる組織のための賃金制度改革―仕事と給与が結びつけば企業は育つ

著者:赤津 雅彦
販売元:労働法令
Amazon.co.jpで詳細を確認する

この本は、中小企業を対象とした賃金制度構築の参考になります。まだ読み始めたばかりですが、「発揮能力を役割等級制度に盛り込む」等、目に見える社員の行動(発揮能力)を基準に能力を判定するということです。

これは今後の仕事に参考になる本です。

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2006年7月22日 (土)

新聞記事 7/19(水)

日本経済新聞の”大機小機”というコラム記事の紹介です。

残業抑制は少子化対策か

慢性的な残業は日本の雇用慣行の大きな特徴であり、特にリストラで非正社員が増えれば、正社員の仕事の負担は増え、残業時間も長くなる。

これまでは「プロジェクトX型」の社員を専業主婦が支えてきたが、女性も男性同様に働く社会になると子どもを育てる人がいなくなる。だから残業を一律・強制的に減らすことが少子化対策だという意見が強まっている。

現在の集団的な働き方は工場労働者を前提としているが、知的労働者の時代には自律的な働き方が基本とならねばならない。短時間に仕事を終える効率的な働き方に報いる賃金制度が基本となるべきである。

仮に現行の働き方のままで一律に残業規制が強くなると、効率性の悪いサービス残業が増えるだけである。多様な働き方のホワイトカラーを一律に規制で縛るのでなく、時間規制の適用除外を幅広く認めても良いのではないか。

適正な評価に基づく成果主義を導入すれば、上司や同僚の”顔色を伺う”残業は不要になり、長時間働くことを評価する上司も駆逐される。時間規制の適用除外を広げれば、残業が増える懸念に対しては、健康管理の切り口で総枠規制を設ければよい。

たとえ残業を減らすためでも、多様な働き方が求められている時代に、一律的な規制強化に依存すると、自律的な働き方から遠ざかるばかりであろう。

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2006年7月21日 (金)

事務所通信第4号(2006.7.15発行)

事務所通信第4号(2006.7.15発行)を掲載します。

「Vol.4.doc」をダウンロード

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2006年7月20日 (木)

年次有給休暇中の賃金

私の知り合いで、時給1,000円で8時間で勤務している方(M氏)がいます。M氏の勤務先の年次有給休暇中の賃金は4,800円とのことです。要するに通常賃金の60%です。

この話を最初に聞いたときに、「労基法違反か?」と思ってしまいました。実際は労基法違反にはなりません。その根拠について解説いたします。

  • 年次有給休暇中に支払うべき賃金
    • 平均賃金
    • 所定労働時間労働した場合に支払われる通常の賃金
    • 健康保険法による標準報酬日額に相当する金額(労使協定が必要)

どれを選択するかは就業規則その他これに準ずるもので規定する必要があり、M氏の会社は”平均賃金”を選択しています。

  • 平均賃金(労基法第12条第1項第1号)
    • 賃金が、労働した日若しくは時間によって算定され、又は出来高払制その他の請負制によって定められた場合においては、賃金の総額をその期間中に労働した日数で序した金額の100分の60
  • 時給1,000円で8時間勤務の場合、賃金締切日以前3カ月間の賃金の総額を労働した日数で除した金額の100分の60。計算式で表すと
    • 8,000円×20日/月×3ヵ月÷60日(労働した日数)×100分の60
    • 答えは、4,800円になります。

この年次有給休暇中の賃金の算出方法は、中小企業にとっては有効だと思いました。

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2006年7月19日 (水)

適用事業所の整理

昨日、税理士T先生を訪問しました。その時に雇用保険の適用事業所や労災の保険関係成立の要件を聞かれました。

質問は、「個人事業で従業員を1名雇用した場合、雇用保険や労災保険に加入する必要はあるのか?」という内容です。

恥ずかしながら、健康保険の適用事業所の要件と混同し、きちんとした回答ができませんでした。要件について、下記のように整理してみます。

  • 労災保険  
    • 原則として労働者を使用する事業は、強制適用事業
    • 労働者数5人未満の個人経営の農林水産業の一部が任意適用事業
  • 雇用保険
    • 原則として労働者を雇用する事業は、強制適用事業
    • 労働者数5人未満の個人経営の農林水産業は任意適用事業
  • 健康保険
    • 法人であれば適用事業所
    • 個人経営のサービス業(任意適用業種)は労働者数に関わらず、任意適用事業
    • 労働者数5人未満の個人経営の任意適用業種ではない事業は任意適用事業
    • 健康保険法第3条第3項を参照

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2006年7月18日 (火)

今後の仕事の姿勢

2日間、書籍を紹介しました。紹介した書籍以外にも2冊ほどそ西田氏の書籍を読んでいます。西田氏の書籍は私に勇気を与えてくれます。来月以降は、今まで主だった年金相談の仕事を減らします。そして顧客開拓を中心とした活動にします。

そのため、再び西田氏の書籍を読み始めました。

年金相談のように”用意された仕事”を行うのは、ある意味でとても”楽”です。物理的には仕事中は忙しく、また慌ただしく、結構きつい仕事です。しかし、出勤すれば、目の前に仕事があります。そして1日が終われば、それなりに仕事の充実感を感じます。でもいつまでもこのような状態を続けているわけにはいきません。社労士としての”力”が弱くなってしまうように感じます。

8月以降は、年金相談を”社労士業に活かすこと”を目的に継続しようと思っています。そして”社労士業”で身につけたものを、さらに年金相談で活かし、その仕事の質を上げていきたいと考えています。

私が年金相談の仕事を減らすことが、(大袈裟ですが)”全体最適”ということに結び付くことになるのでは? 

※もちろん顧客にとって、年金相談してきた人にとって、私にとって、年金相談の依頼元にとって、”よいこと”ということでしょう。

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2006年7月17日 (月)

書籍紹介

昨日に引き続き本日も書籍を紹介します。昨日紹介した西田文郎氏の第2弾です。

面白いほど成功するツキの大原則―ツイてツイてツキまくる頭の使い方教えます Book 面白いほど成功するツキの大原則―ツイてツイてツキまくる頭の使い方教えます

著者:西田 文郎
販売元:現代書林
Amazon.co.jpで詳細を確認する

著者曰く「成功者になるために一番大切なものは、ツキと運。ツキとは”出会い”であり、運とは”ツキの持続”である」

「私たちの心の中には、ツイていると思わせないようにしている”あるもの”が存在する。その”あるもの”が、ダメだ・できない、ツイていないと思わせる。それが”心の壁”である。これを突破させてくれるのが、”出会い”である。ツキのあると出会い、そのツキや運をもらい、自分の能力以外の力を借りて、”心の壁”を突き崩す」

※この本は最近読みました。この本の影響を受け、これからは”出会いの場面”に積極的に足を運んで行きます。

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2006年7月16日 (日)

書籍紹介

書籍を紹介します。著者はサンリ東海センター能力開発研究所長の西田文郎氏。この著者本は4冊読みました。

最初(約2年前)に読んだ書籍を本日は紹介します。

No.1理論―ビジネスで、スポーツで、受験で、成功してしまう脳をつくる「ブレイントレーニング」 Book No.1理論―ビジネスで、スポーツで、受験で、成功してしまう脳をつくる「ブレイントレーニング」

著者:西田 文郎
販売元:現代書林
Amazon.co.jpで詳細を確認する

著者曰く「人生は思い通りにならない、ということは、まったくのうそ。人生は思い通りになるし、それどころか人の”思い”が未来を作り出す。人生が思い通りにならない人も、”思い通りにならない”という思いを現実化している」

この本は開業する私に大きな勇気を与えてくれました。社労士で開業を考えている人や独立して事業を行うことを考えている人にはお勧めです。

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2006年7月15日 (土)

異業種交流会に参加

昨日、”フレンドリンク”主催の異業種交流会に参加しました。初めての参加です。参加者は70~80名くらいです。

参加者同士、順次名刺交換をしていく、という内容です。私を含め、ほとんどが”1対1”のコミュニケーションで成り立っている場でした。

参加者の多くが”初めての参加”ということで、”1対1”のコミュニケーションになるのではないかと思います。1対1で話をしている場には、遠慮が入るためなかなか入り込むことができません。

しかし、せっかく参加した交流会です。継続的に参加をしていこうと考えています。そして、この場で自分のコミュニケーションのスキルを磨く、という課題を持って参加してみようと思いました。

具体的には、”1対1”のコミュニケーションの中に、勇気を持って入り込み、”複数による会話の場”を形成し、より「出会い」に結び付ける行動にトライしようということです。

※この交流会に、過去にセミナー等で出会った2名の方にお会いしました。不思議と親近感が湧きます。繰り返し参加するとリピーターと出会うと思います。それが「出会い」につながるかもしれません。

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2006年7月14日 (金)

昨日の出来事

昨日は年金相談業務はなく、社労士としての活動日でした。

この日は車で事務所に行く途中、スタンドでガソリンを入れました。そのときに併せてオイル交換も依頼しました。そうすると、前輪の内側に損傷があり、グリスが漏れていることをスタンドで指摘されました。

この日は、茨城県常総市にあるポリテクセンター茨城に行く予定をしていたので、即修理工場に行きました。たまたま部品の在庫もあり、30分ほどで修理は完了しました。

でも正直修理工場に行くことは、時間もかかりそうだし、事務所で仕事も早くしたいし、やめようと思いました。でも思い留まり、即対応しました。その結果部品在庫もあり、すぐに対処できたことはとても運がよかったと思います。

時間を要することですが、トラブルが発生したときは、即対処することが大切だということを改めて実感しました。そうすると「トラブル」を未然に防ぐことができ、結果として時間を有効に使えるということです。

良い教訓になりました。

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2006年7月13日 (木)

コーチングセミナーに参加しています③

昨日、月1回のコーチングセミナーを受講しました。

テーマは「自分はどんなときに充実を感じるか」です。いつものように2人ペアでコーチ役とクライアント役に分かれ、実践しました。

今の年齢での充実度、35歳のときの充実度、30歳や25歳のときの充実度など、年齢ごとにそのときの充実度を振り返ります。

その中での「気づき」は、30歳以降の人生の充実度の尺度は「仕事」ということでした。仕事にやりがいがあるときは充実度が高く、その反対は充実度が低いということです。

それでは、どういう仕事をやっているときに充実度が高く、または低いのか・・・

  • 充実度が高いとき
    •   一緒に仕事をするメンバー(上司も職場の仲間も含めて)と、「仕事」という面での考え方がマッチングしているとき
    • そして、自分の考えや意見や提案をメンバーに理解され、その仕事を自分で思いっきり進めることができるとき
    • そして、その成果が現れ、それが周囲に認められたとき
    • 自分の思ったことを、自分の意思で、自分の裁量で仕事ができるとき
  • 充実度が低いとき
    •   一緒に仕事をするメンバー(特に上司)と「仕事」への考え方がマッチングしないとき。最悪の場合は、仕事の価値観が180度異なるとき。この場合、仕事そのものの会話が成り立たない。これは大きなストレス
    • 自分の提案そのものが理解されないとき(理解されるという、土俵にも上がらないとき)
    • 周囲にも理解されないとき
    • 仕事に気を使うのではなく、「周囲」に気を使うとき

社労士として開業した現在、仕事に関しては充実度は高い状態です。この状態を維持・継続していくと何かが変わると思います。

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2006年7月12日 (水)

小田社会保険労務士事務所の商品について

就業規則作成の依頼を受け、その作成に着手し始めました。就業規則を作成することを切り口に、”小田社会保険労務士事務所の商品”について、考えてみました。

私の強みは、企業での人事部経験が長く、幅広く企画や実務を行ってきたことです。従って、就業規則作成を切り口に、「その企業と社員の体質を強化する。その結果、企業業績の向上に結びつく」プロセスを、商品にできないかということを考えています。

  • 第一ステップ  コンプライアンス
    • 労基法(就業規則、各種協定、時間外労働など)、安全衛生法(健康診断、安全衛生教育など)等の法律対応
  • 第二ステップ  リスク管理
    • 就業規則の内容見直し
    • 法改正にともなう、就業規則の更新(コンプライアンス体制の維持と更新)

上記2つのステップは、「会社の体質を強化する」ことが目的で、”守り”の内容です。

  • 第三ステップ  人材の再編成とレベルアップ
    • 既存人材のレベルアップ → 人材を自然に淘汰させていく
    • コア人材の採用 → 小田社会保険労務士事務所として面接立会いや採用  試験の試験管を行う

この第三ステップは、攻め。この第三ステップは、第一・第二ステップのベースに成立します。この第三ステップまで進めば、企業の業績向上に結果として結び付くと考えています。

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2006年7月11日 (火)

年金相談の醍醐味

月初から月中にかけては、年金相談が多いです。年金受給者に通知が届くため、その通知に対する問い合わせがほとんどです。

「年金額が減った」という問い合わせも多いです。働きながら年金を受給したり(在職老齢年金)、妻が65歳になり加給年金が減額となったり、個々人の事情によって、年金は減額されることがあります。

減額される人のほとんどは、”納得いかない”で相談してきます。話し方を誤ると、怒らせてしまう可能性もあります。

しかしそのような相談者に対して理解される説明をすると、納得していただけることも多くあります。怒りそうな相談者に納得してもらうこと、これは年金相談の醍醐味です。

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2006年7月10日 (月)

新聞記事 7/5(水)

日本経済新聞の”大機小機”という、コラム記事の紹介です。

「ウィミノミクス」のすすめ

イギリスのエコノミスト誌が提唱している。過去20年間、先進国にとって成長の最大の源泉となってきたのは女性の雇用拡大であったという。女性の教育水準や熟練度の向上によって労働生産性の向上が見込める。それにともなって企業での女性の登用が進めば企業業績も良くなる。

女性の就業率上昇と少子化の関係について、スウェーデンのような女性の就業率が高い国の方が、女性の就業率が低いドイツ・イタリア・日本より出生率が高いという事実がある。正しい政策手段が取られれば、女性の就業率の引き上げは出生率の低下を招かないということである。

ドイツ・イタリア・日本に共通するのは、働く母親に対する支援が弱いということ。日本の保育所入所率は13%だが、アメリカは54%、イギリスは34%である。

ウィミノミクスを真に日本に定着させていくには、政治家、企業経営者、夫たる男性の意識改革がまず必要である。

男性中心社会を変えていかなければならないという強い自覚が日本の男性にあるのだろうか。

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2006年7月 9日 (日)

ときわ会ネットワークの打ち合わせ

本日、私が所属している、「NPO法人ときわ会ネットワーク・コンサル事業部」の打ち合わせがありました。

5月に総会に出席しただけで、個々の打ち合わせには初めて出席しました。

今後、コンサル事業部では事業として、セミナーを定期開催していきたいという意向があるということです。そのセミナーで、年金等の社会保障制度全般をテーマとして取り上げていくことを考えていきたいということです。

セミナー開催については、集客方法や会場等、いろいろと乗り越えなければならないハードルがありますが、私自身は「社労士」として、いつでもセミナーができるように準備しておくことも必要です。

知識とプレゼンの研究が必要になりつつあります。

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2006年7月 8日 (土)

プロフェッショナル

4~5ヵ月くらい前の日経新聞に掲載されていた「大機小機」というコラムの記事の紹介です。「本来のプロフェッショナルとは」というテーマです。

  • プロフェッショナルとは、西洋では確立した職業概念である
  • 第一には、高度な専門技術を有していなければならない
  • 第二には、専門技術を適用するに当たって、厳格な倫理観を有していなければならない
  • 第三には、すべての能力は顧客の利益のためにささげなければならない
  • プロフェッショナルの忠誠の対象は顧客であり、会社ではないのである
  • 専門技術を悪用することなどは、信頼の上にのみ成立するプロフェッショナルの概念を根本から破壊するのもである。

社会保険労務士は、「人事のプロフェッショナル」と私は思っています。当然「法律知識」等の専門技術を有しています。それを倫理観を持って、顧客の利益のために活かしていくのが社会保険労務士の使命であると思いました。私も本物の「プロフェッショナル」を目指します。そして、「信頼される社会保険労務士」を目指します。

この記事の内容には心を打たれました。”厳格な倫理観”、”顧客の利益のために”など、社会保険労務士にとってはとても大切な考え方です。

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2006年7月 7日 (金)

年金で困っている人を救いたい・・・

平成16年年金改正で以下のような併給調整の改正があり今年4月より施行されました。

  1. 障害基礎年金+老齢厚生年金
  2. 障害基礎年金+遺族厚生年金

年金相談で、人工透析を受けている方より上記の併給調整についての相談がありました。改正前は「障害基礎年金」と「老齢基礎年金+老齢厚生年金」はどちらか一方の選択でした。従って、相談者は、人工透析を受け始めた時に障害基礎年金の請求を行わなかったということでした。

「一人一年金の原則だから、請求しても障害基礎年金は受給できないので、手続きしなくてもよいのではないか」と、説明を受けたということです。

しかし今年、法律が改正されました。相談者が「障害基礎年金+老齢厚生年金」という組み合わせで受給すると、現行より年金額が増えます。障害基礎年金を受けるには、初診日から1年6ヵ月後の診断書の準備等、手続きに手間がかかります。官公庁の窓口に相談に行っても、なかなか親身にはなってくれないということを嘆いていました。

こういうケースのときに、「救いの手」を差し延べることのできる社労士になりたいと思います。このようなケースをどのようにキャッチするのかが課題ですが・・・

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2006年7月 6日 (木)

コーチングプログラム説明会②

昨日、コーチングプログラム説明会に参加しました。

コーチングそのものには関心もあるし、そのスキルを身につけたい、とは思います。しかし、コーチングを学ぶには多大な時間と費用を要します。今はその時間と費用を費やすことはできません。優先順位は”顧客開拓”です。

説明会を受けながら思ったのですが、その顧客開拓のために、「コーチを受ける」という選択肢もあるのではないか?

コーチを受けることにより目標(顧客開拓)を達成し、その中で「コーチを受ける立場」を経験して、それからコーチングを学んで、社労士業に活かしていく・・・ 

コーチを受けることを考えてみようと思います。

※毎月1回コーチングセミナーに出席しており、先月その講師に”悩み”を相談しました。その講師は私の話を受け止め、そして的確に質問し、私の答えを導き出してくれました。少しの時間の”コーチング”でしたが、その瞬間のモチベーションは、非常に高くなり、自分の中で少し”自信”が芽生えたのです。顧客開拓には効果があるのでは・・・

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2006年7月 5日 (水)

自分のペースで仕事をする

週3回程度行っている年金相談業務は、電話による年金相談です。実践的な年金知識の習得、相談相手の質問内容を引き出す質問力、「怒りそうな」相談相手を静めるコミュニケーション能力等、勉強になることが多いです。さらにはそれが収入にも結び付きます。

開業直後の私にはとても有意義な業務です。

毎月の勤務シフトを10日前に提出しますが、勤務シフトを提出すると日程が変更できません。そのため、現在は年金相談業務が「主」で、社労士業務が「従」となっています。

従って、自分のペースではなく、「年金相談」のペースで仕事をしているのが現状です。

先日のブログでも触れましたが、そろそろ「主」と「従」を逆転させたい、と思うようになりました。

上記でも述べたように、年金相談業務はとても勉強になり、年金セミナー開催等、仕事にも活かすことができます。だから「年金相談業務を続ける、やめる」というゼロサムの選択ではなく、「主従を逆転させる」という選択をして継続しようと考えています。

そして自分のペースで仕事ができるようにしていきたいと思っています。

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2006年7月 4日 (火)

コーチングプログラム説明会

明日の夜、コーチングプログラム説明会(コーチ・トゥエンティワン主催)に出席を予定しています。

今年の4月から、月1回のコーチングセミナーを受講しており、私自身コーチングに興味を持つようになりました。そして、コーチングについて深く知りたいと思うようになりました。

根拠も何もありませんが、コーチングは私の本業の「社労士」業にとても関連しているように思います。従って、コーチングを身につけると、売上アップにも結び付くように感じます。また、コーチングを学ぶだけでなく、実際に自分にコーチをつけると、さらに「飛躍する」ようにも感じています。

明日の説明会で、このことを検証してみようと思います(説明会だけでは不十分かもしれませんが・・・)

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2006年7月 3日 (月)

仕事に取り組む姿勢

仕事に取り組む姿勢について、考えることがあります。

現在、週3日(時には週4日)は年金相談業務を行っています。従って、社労士としての活動は、平日2日+土日となります。

社労士の仕事として、社会保険の新規適用手続きや助成金申請等の依頼が入ったりすると、官公庁の手続きが絡むため平日2日がとても忙しくなります。そのため、平日2日を効率的に活動できるように、官公庁の手続きは朝一番に行くようにしています。

そうすれば、手続きに不足している書類が発生したときに、その日のうちに対処ができます。また朝一番で処理が終了すれば、1社の仕事だけでなく、もう1社の仕事に時間を割くことができます。

これは年金相談業務のおかげだと思います。平日2日に全力を出さなければ、処理がずれ込んでしまうので、必然的に全力で取り組むようになります。

※今は年金相談業務の比重が高いのが現状です。しかし、そろそろ社労士業務の比重を高くしようと考えています。そして顧客開拓に重点を置き活動しようと思っています。今の姿勢で仕事に取り組めば、もっともっと忙しくなると思っています。

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2006年7月 2日 (日)

年金講座の講師を行うことになった

2ヵ月に1回のペースで、特別養護老人ホーム行われている介護講座に出席しています。8月に3回目が行われますが、そのセミナーの中で私が講師となって、「年金講座」を行うことになりました。

年金を中心に、今後の医療保険制度の改革の説明等をしようと考えています。この講座には、50~60歳台の女性が多く、ご自身もしくはそのご両親が直接に年金や医療保険に関わってきます。

2004年度年金改正により、年金制度は毎年法改正があります。医療保険制度は今年10月より改正が始まります。そして介護保険は今年4月に見直しをされます。

如何にわかりやすく説明し、理解してもらうことができるか、大きな課題です。

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2006年7月 1日 (土)

仕事をしない人

先日お贈りいただいた書籍「この道しかないと思う」は、個人的に、なるほど、と思う内容が多々あります。その1つは以下の文章です。

”・・・担当の仕事は担当者に任せなければいけない。知らないくせに口を出す、口を出して仕事をしにくくさせておいて自分が仕事をしたと思っている。これは喜劇である。”

社労士になると、どんな仕事でも自分で行うし、その仕事が”収入”となります。要するに仕事をしないと”収入”を得ることができません。”口を出す”のではなく、”仕事をする”のです。

しかし、サラリーマンには、不思議なことに、仕事をしない人がいます。自分に降りかかりそうな仕事を他の人に振っているのです。そしてその人の仕事について、口を出すのです。当然、仕事をする人はやりにくいと感じます。

そして不思議なことに、仕事をしない人が、高い給料を支給されているということもあります。でも本人は気づいていません。それは、”口を出す”ことで、仕事をしていると思っているからなのでしょう。

このような人が増えたとき、その会社には”危機”を迎えると思います。

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