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2006年11月30日 (木)

社労士試験合格後の活動⑧

社労士試験合格後、年金アドバイザー2級の取得に始まり、”知識を習得する”行動をしてきました。そして、勤務社労士の登録も行いました。

社労士試験合格してちょうど1年経った、2004年11月頃、”知識習得”の活動に飽きてきてしまいました。

要するに、開業願望が湧いてきたのです。しかし、開業するにも、開業後の自分がイメージできないため、開業できません。でも勉強会のメンバーや合格同期の方が開業し始め、それだけに、気持ちだけが”開業”に向かっていきました。そして次のような行動を始めました。

  • 開業している友人とコンタクトをとり、食事に行った(2004年12月)
  • キャリアカウンセラーと面談し、自分の考えを伝えてみた(2004年12月)
  • 派遣会社2社に登録した。そして派遣の仕事をやりながら、開業してみることを考え始めた(2004年12月)
  • 創業サポートセンターに行き、創業塾を受講した(2005年2月)
  • 社労士+中小企業診断士が経営しているコンサルタント会社の採用に応募してみた(2005年2月)
  • インディペンデントコンダクターのイベントに参加した(2005年2月)
  • 週末企業フォーラムの会員になった(2005年3月)

とにかく、なりふり構わず、”独立”に関連するイベント等に参加を始めたのです。

そういう活動をしていたのですが、2005年3月に本社人事部から、千葉県柏市にある事業所に転勤となってしまいました。

少し、活動は鈍ってしまいましたが、今度は別の行動を開始しました。

次回に続きます。

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2006年11月29日 (水)

雇用、自立支援に軸足(スウェーデン)

昨日の日本経済新聞の記事です。9月に政権交代したスウェーデンが新しい雇用政策を固めました。

  • 長期失業者を雇った企業への税負担を軽減する。具体的には1年以上失業手当で暮らしていた人を雇い入れた企業に対し、税金を一部免除。失業率の高い若年層と高齢者については、年金保険料の事業主負担を免除する。
  • 失業者に対しては失業手当を引き下げる。失業手当が給与の80%から70%へ。給付期間も制限する。
  • 中低所得層の所得税を引き下げる

「働けば所得が増える」という仕組みに切り替えるということです。世界屈指の福祉国家が ”失業者の所得保障” から ”就労促進” といった自立支援へ軸足を移します。 

雇用が増えれば福祉関係の給付は減って財政が改善するので、2008年には中低所得層中心の減税に踏み切るというシナリオを検討しているということです。

       -------------------------

5年くらい前、私が勤務していた会社の兼務役員が定年退職しました。兼務役員だったので、雇用保険に加入していました。

退職にあたって、「雇用保険と厚生年金は併給できない」旨を担当者が説明したとき、「なぜた! 今まで掛けていた保険がもらえないのか?」と相当の不満をぶつけられたという話を聞きました。

雇用保険のセーフティネットの考え方が浸透していないため、また雇用保険料が「積立」と思っていたので、このような気持ちになったのでしょう。

個人的にはスウェーデンの雇用政策には賛成です。就労支援に重点を置くことが大切でしょう。 そして ”もらい得” はなくすべきでしょう。

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2006年11月28日 (火)

事務所通信第8号(2006.11.15発行)

事務所通信第8号(2006.11.15発行)を掲載します。

「vol.8.doc」をダウンロード

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2006年11月27日 (月)

社労士試験合格後の活動⑦

社労士試験に合格し、翌年の7月に事務指定講習を受講しました。

そして10月に勤務社労士として、登録をしました。

勤務社労士でも、社労士です。”社労士”という自覚が芽生えるから不思議です。会社の仕事に取り組むときも、”社労士”ということを意識します。仕事の質は大きく向上している実感を感じることができました。

さらに、社労士会に登録すると、支部の会合にも出席することもあります。そうすると、支部の開業社労士とのコミュニケーションも生まれます。そうすると大きな刺激を受けます。

また、会社以外の”仕事の世界”を知ることができ、職業人としての幅が広がる実感も味会うことができます。

私の場合は、勤務登録したことが結果として開業に結び付きました。

「開業したい、開業はしない、まだわからない」など、様々な合格者がいると思います。しかし、合格者に共通することは、資格を”死格”にしないことです。

そのためには、非開業登録(勤務登録またはその他登録)をすることだと思います。登録したり、会費を払ったり、費用は発生します。

でも、”社労士の自覚と使命感”を得ることができ、またいろいろな人との出会いも生まれます。それが自分の将来の選択肢を増やしてくれるのです。

私は、非開業登録することをおすすめします。

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2006年11月26日 (日)

星に名前を・・・

いつも利用しているガソリンスタンドを通じて、「スターダムギフト」に応募しました。

結構な倍率だったのですが、見事に当選しました。そして11/25~26に、私の家族で命名した”星を見るツアー”に参加して来ました。

清里にあるペンションに宿泊し、そのペンションの天体ドームで星を見るというものです。

ふたご座に位置する5等星の星に、私の家族で命名した星があります。

その星を天体望遠鏡で見たのです。なかなか感動的です。

他にも天の川やアンドロメダ星雲を見ました。”星を見る”ことは滅多にありません。とても良い経験でした。

何か、願いが叶うような・・・ そんな気がします。

             Imga0319_1                                                           

これが星の”登録証明書”です

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2006年11月25日 (土)

厚生年金のパート適用拡大

”厚生年金のパート拡大” 昨日の各紙に掲載されていた記事です。

加入の要件は、次の基準を組み合わせる案が浮上しているようです。

  • 労働時間、週20時間以上
  • 勤続1年以上
  • 給与が厚生年金の標準報酬月額の下限、98,000円以上
  • 管理職あるいは職務内容が正社員と同程度

当面は300人以下の中小企業を対象から外す、激変緩和措置をとるようです。それはそれでよいですが、将来的には中小企業も避けて通ることができません。

従って、激変緩和措置があっても、中小企業は今から”パートの厚生年金加入”を想定する必要があるでしょう。

会社の社会保険料負担は間違いなく増えます。そうするとパートへの仕事の”要求度”も高くなっていきます。

”パートへの労務”の負担も増えるでしょう。そうすると、社会保険労務士の出番も増えるでしょう。

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2006年11月24日 (金)

これも営業活動です!

社会保険未加入の会社に、DMを送付しました。

DM送付後後追いの電話をかけたり、そのフォローを実施し、一区切りがつきました。成果としては・・・ 実際にアポがとれた会社もあったり、また社保加入の可能性がありそうな会社もあったり、10%くらいの会社は今後も情報提供が可能だと思っています。

今日は、電話でフォローしなかった事務所から車で10分ほどの会社(美容室)を飛び込みで訪問しました。

”営業”ではなく、”お客”として行ったのです。目立つようにスーツで、16:00頃に行きました。

スーツ姿で夕方、しかも男が美容室に行ったのです。店に入るなり、経営者らしき女性(実際に経営者でした)から「何のようですか?」といきなり警戒されました。

席に着くと、その経営者が髪を切ってくれました。これは期待通りです。しかし、「仕事場はこの近辺ですか?」と聞かれることを期待していましたが、残念ながらありませんでした。

もっぱら、経営者の話の聞き役になっていましたが、結構いろいろと話しかけてくるのです。よく聞いている姿勢を示すと、さらに話しかけてきます。

聞いて欲しいこと、聞いてくれる人の存在を求めているかもしれません。少しの可能性はあると思います。髪を切るときには、しばらくこの美容室に通ってみようと思います。

※時間帯を選ぶと、カット2,000円でお得です。どうせ定期的に床屋にいくのだから、”顧客開拓”に結び付く可能性のあるところに、通った方がよいですしね。

※不思議なもので、意外と恥ずかしくありませんでした。私がいつも通っている床屋よりも、店員とのコミュニケーションもとることができますし、快適かもしれません。

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2006年11月23日 (木)

社労士試験合格後の活動⑥

”東京労働大学講座 総合講座”を修了後、せっかく労働法を学んだので、さらにその知識を定着させようと、”労働通信教育講座 労働法コース”を受講しました。

期間は10月中旬から翌年3月末まで、テキストは5冊、1冊につき添削問題がありました。なかなか”高度”です。添削問題もきっちりテキストを読まないとできません。

添削問題の提出が結構プレッシャーでした。

しかし、社労士試験を乗り越えているので、こういうプレッシャーを乗り越えることはできます。

そして通信教育講座が修了した頃には、労働法の知識の定着が実感できました。

この労働法の知識は、開業後の今になって大変生きています。

実際に8月に就業規則作成の依頼を受けましたが、これは私から積極的に提案をしたのです。労働法の知識が土台にあったので、作成する自信がありました。

それも”雛形就業規則”ではなく、その企業にあった”手作りの就業規則”を提供することができたのです。

社労士試験合格後に大切なことは、”鉄は熱いうちに打て” です。 ”喉元過ぎれば熱さを忘れる” にならないように・・・

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2006年11月22日 (水)

社労士試験合格後の活動⑤

”東京労働大学講座 総合講座” を受講したことは、とても収穫でした。

会社の仕事にとっても収穫だったし、開業後の今でも大いに役に立っています。

  • 世の中の ”人事のトレンド” が理解できた
  • 労働法の基礎知識、判例知識を得ることができ、自分の業務にも直接生かすことができた
  • 仕事を進めるときに、いつも ”根拠となる条文” ”参考になる判例”を意識し、調べる習慣がついた
  • 著名な大学教授を知ることができた

前回のブログでも記しましたが、週2~3回、それを3ヵ月半続けました。会社員としての仕事をしながらだったので、”仕事との両立”は正直大変でした。出張が入ることありました。受講した後に会社に戻り、仕事をすることもありました。

会社員には”お付き合い”もあります。基本的には、ほとんど断わざるを得ない状態でした。

今思うと、この当たりから、無意識に開業を考え始めたように思います。

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2006年11月21日 (火)

手帳を活用しよう!

本やセミナー等で影響を受け、手帳を活用するようになりました。

活用を始めて、10日が経過しました。

予定だけでなく、日々やることも手帳に書きます。その日にできないことは、次の日のやることに記入します。

さらにその日の目標も書きます。1日が終わると、その結果も書きます。

そして、1日に使った”お金”も書きます。

よく、10日間続きました。これからも継続しようと思っています。空いた時間を活用して書き込んでいます。例えば電車の中や、昼食時に料理が出てくるまでの時間など、そうすれば結構継続できるものです。

そして、書き込んでいくのが楽しく感じるときもあります。

こまめに記録していくメリットは次のようなことです。

  • やることが明確になり、書き出すと意識するので、書いたことの実施率は高い
  • 空き時間を利用するので、時間の無駄がなくなる
  • 目標を立てると ”よし、やってやろう” という気になる。目標が達成できないと後味の悪さを感じるようになる。これが、次の目標の動機付けとなる
  • 毎日目標を立てると、目標が積み上がっていき、自分の意識の変化を感じることができる
  • ”お金を大事にしよう”という心が芽生えてきた

手帳の活用をお奨めします。それには、気に入った手帳を購入することが出発点でしょう。そうすると、手帳そのものに愛着が湧いてきます。

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2006年11月20日 (月)

本日の活動

今日は午前中、税理士N先生の事務所で、N先生よりご紹介のあった事業主の方と打ち合わせを行いました。

打ち合わせの結果、新規適用手続きをお手伝いすることになりました。そして明後日に書類への捺印をいただくことにしました。(その足で官公庁で手続きする予定)

結構慌ただしくなりますが、このような仕事はスピードが大切なので、可能な限り早めに仕上げるようにしています。(早めに切上げれば、次ぎ取り掛かれるので・・・)

そして午後の予定の前に手続き書類の作成に取り掛かりました。

午後は、求人申込書の件で顧問先(J社)を訪問しました。内容を確認し、その場で求人票を作成してハローワークへ提出に行きました。

併せて、健康保険療養費支給申請書が従業員から提出されたため、ハローワークの後は社会保険事務所に行きました。

官公庁への手続きがある日は、結構慌ただしくなります。郵送でも電子申請でも書類は受付けてくれます。しかし、私の場合、非効率でも今はできる限り、窓口へ行くようにしています。

それは、自分自身が”安心”するからです。さらに、書類を提出すると、行政の窓口の人が質問することもあります。内容によっては、後ほどきちんとその内容を伝えなければなりません。そのときに、行政の窓口で”生”で話をすると、それだけ正確に事業主に伝えることができるからです(今後は電子申請を検討する必要はありますが・・・)。それが、結果として依頼主である事業主も安心するからです。

夕方、社会保険事務所から事務所に戻り、J社へ報告の連絡をしました。ここでようやく一息つくことができました。

後は、残務処理で1日の仕事が終了します。

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2006年11月19日 (日)

社労士試験合格後の活動④

社労士試験合格後、セミナーに行ったり、年金アドバイザー2級を受験したり、結構 ”知識欲” が高まっていました。

ちょうど、年金アドバイザー2級の試験が終了したタイミングで、「労働政策研究・研修機構」のメールマガジンで次のような講座を目にしました。

  東京労働大学講座 総合講座

この講座は、4月半ばから7月下旬まで、18:30~20:30まで行われる講座です。

講師は著名な大学教授が務め、労働経済から労働法などの講義を行います。そして実力テストも実施されます。

でもネックがありました。この講座は30回の講義と3回のテストが行われるため、週2~3回は通わなければなりません。

当時は会社員であり、その会社も”残業当たり前”の風土がありました。従って、直属の上司には「了解をきちんと取っておこう」と相談しましたが、全く理解されませんでした。

確かに、この講座を受ける第一の目的は、開業のための自分の知識向上です。しかし、会社の仕事にも生かせることが明白だったのです。だから、その上の上司に訴えかけ、結果として、部門内で了解をとって講座に通うこととなりました。

これは、”自分の信念”が強かったため、押し通せたのでしょう。

今思うと、この講座に通ったことが、開業準備のスタートだったのかもしれません。

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2006年11月18日 (土)

一人でも多くの仲間や知り合いをつくろう!

「一人だけの情報には限界がある、他の人は自分の知らない情報を持っている、だから受験仲間をたくさんつくることが合格の近道である。」

社労士試験の受験校に通っていたときに講師が言っていたことです。

受験当時は、あまりこのことを意識していませんでした。従って、受験仲間は多くなく、単独でコツコツと勉強していました。

今思うと、だから合格まで4回も試験を受けたのでしょう。ずいぶん回り道をしました。

そして今、この講師が言っていたことを、しみじみと実感をしています。振り返ってみると役に立っている情報のほとんどが他人からのものなのです。

社労士開業後の顧客開拓方法やセミナー情報、参考になるメールマガジンなど・・・

いろいろな場で知り合った人を大切にすると、いろいろなことが学べ、それが自分を成功に導いてくれるように思います。

例えば、ブログでも紹介しましたが、佐藤伝氏。

知り合いを通じて知り、それで講演を聞きにいきました。佐藤伝氏の影響を受け、私自身、日々の習慣も変化しつつあり、そうすることによって、自分が”成功できる”ことを信じられるようになりました。まさしく、自分を変えてくれたのは、その知り合いの方の情報でした。

受験生の方は、一人でも多くの受験仲間をつくることです。

合格者の方は、合格祝賀パーティーや受験校の”合格者の会”、また合格後に開催される開業講座などで、同期合格者の仲間をつくることです。

開業検討中の方は、経営者や創業希望者が参加しそうな”創業塾”や異業種交流会で仲間をつくることです。

それが、当面の目標達成の近道です。さらにそれが、夢実現に向かってくれるのです。

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2006年11月17日 (金)

再就職支援事業のお手伝い

縁あって、埼玉県の再就職支援事業をお手伝いすることになり、本日がその初日でした。

キャリアカウンセラーが講師を務める6日間コースのセミナーに求職者が出席します。そしてセミナーが終了するとキャリアカウンセリングを行い、求職者にマッチングしそうな就職先を紹介します。

私の役割は、その就職先をハローワークの求人票からピックアップし、その情報をカウンセラーに提供することです。

私は求職者とは面識がないので、求職者の情報がまとめられた資料を見て、その人をイメージしてマッチングしそうな求人情報を探します。限られた情報でも意外と求職者をイメージできます。

 ”人を見る” 良い訓練になりそうです。

この事業は来年3月までですが、少しでも”キャリアカウンセリング”を学びたいと思っています。

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2006年11月16日 (木)

社労士試験合格後の活動③

社労士試験は受験勉強です。気楽に勉強できないし、”突っ込んだ”勉強もできません。

そうだから、社労士試験が終わった後、”気楽に”勉強して、知識を深めたいと思うようになりました。

そのときに、参加したのが ”労働相談情報センター” の労働セミナーでした。受講料は無料であり、夜に行われる講義もあるため仕事が終わってからでも参加でき、このセミナーにはとてもお世話になりました。

労働者側の弁護士が講師を行うケースが多いため、”労働者側の視点”が学べるのが特徴です。

当時の私は、”使用者側”である人事部門に所属していただけに、とても新鮮であり、学ぶべきことはたくさんありました。社労士として開業したときにも、この”労働者側の視点”はとても有効です。

労働相談情報センターは、都道府県にあると思います。合格者の方は、受講料も無料なので、ぜひ参加をして、知識を深めることをお薦めします。

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2006年11月15日 (水)

人の”せい”にしてはいけない!

”人材育成”的な本を読むと、「上司の行動として問題あり」という事例で次のことが紹介されています。

部下が取引先に迷惑をかけた。そして上司が「当社の○○が御社に大変ご迷惑をかけました。まだ新人で仕事にも不慣れで、よく指導しておきます。申し訳ありませんでした。

私がまだ新入社員の頃、先輩社員に同じようなことを言われたことがありました。

私は人事部に配属になり、給与計算を担当していました。給与明細を打ち出し、それを各工場や支店等に配布することも役割でした。

給与明細は部署ごとに打ち出されますが、社内には”短期駐在”で所属部署と別の拠点に勤務している社員も数十名いました。短期駐在者は手作業で給与明細を仕分けます。1度、短期駐在者の給与明細をご発送してしまいました。

そのとき先輩社員が短期駐在者へ、「新人が担当したので、間違って送付してしまいました。申し訳ありません。」とお詫びをしていたのです。

この言葉を聞いたときに、言いようもない”違和感”を覚えました。

これは、”私個人のせい”にしているということを強く感じました。違和感が大きかったため、その時のことは今でも鮮明に覚えています。

これは、”決して、言ってはいけない言葉”でしょう。

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2006年11月14日 (火)

社労士試験合格後の活動②

社労士合格後、 ”一人でも多くの人と出会いたい。その出会いが開業に結び付くのでは?” と思い、私が通っていた受験校の「合格者の会」の会員になりました。

その会の会費は1,000円。月1回夜に勉強会、3ヵ月に1回勉強会後の懇親会が行われます。会費的にも、時間的にも負担なく参加できます。

この懇親会の場で、”有志の勉強会”を主催している人から、「我々の勉強会に参加しませんか?」とお誘いいただきました。私は今もその勉強会のメンバーです。知り合いもでき、勉強にもなり、とても有意義です。

また、”合格者の会”を通じ、合格同期の方々との親交も深まりました。今でも交流があります。実際に仕事に結び付いた件もあります。

社労士試験合格者の方には、ご自身の受験校の ”合格者の会”があれば、その会員になることをお薦めします。これが、社労士活動のスタートとしては、とても入りやすいし、”社労士仲間”を得ることができます。

社労士仲間がバックボーンにあると、これが開業したときに生きるのです(開業以外でも効果は大きいですが・・・)。

例えば、顧客に対して、「私の知っている社労士も言っていますが・・・」と言うことができ、顧客に納得してもらうこともできます。また、実務面で、自分がわからないことを聞くことができます。実際に「顧問契約書の内容」や「請求書等の書き方」といったことも教えてもらえるのです。

そして、知り合い社労士から、仕事を紹介されることもあります。実際に私は2件仕事の依頼を受けました。

合格者の方は、とにかく、行動することです。それも長い目を見ながらの行動です。

それが、本当に将来、生きてきます。

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2006年11月13日 (月)

健康保険 出産育児一時金の申請について

健康保険法改正により、今年10月1日より出産育児一時金(家族出産育児一時金を含む)の給付額が35万円(従来は30万円)に引き上げられました。

それにともなって、「事前申請」も可能になりました。

従来は事後申請のみです。出産に要する費用は、被保険者または被扶養者が病院に支払います。そして支払った後に保険者に対して、申請をするという流れです。

「事前申請」の手続きを行うと、被保険者や被扶養者が出産費用を立て替えることが不要になります。

保険者が医療機関に支払います。35万円超であれば、被保険者が差額を支払い、35万円未満であれば、被保険者に差額が支払われます。

この「事前申請」は、政府管掌健康保険が先行して行われ、健康保険組合では組合ごとに導入を検討しているようです。

http://www.kpk.or.jp/bun-q&a-shiru-shusan-tsunagi.html ← すでに事前申請を導入し健康保険組合のサイトです。

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2006年11月12日 (日)

社労士試験合格後の活動①

社労士試験合格後、社労士資格に恥じない知識をつけたい、という気持ちを強く持ち始めました。

その知識とは何か?  迷わず、”年金の知識をつけよう”と思い立ちました。具体的にどのように勉強すればよいのか・・・

当時勤務していた会社の社労士有資格者(2名)に聞きました。両名とも、銀行業務検定協会の「年金アドバイザー2級」を取得していました。

この資格は、社労士試験の厚生年金保険法と国民年金法の勉強の延長線上にあります。そして、年金の計算問題が出題の中心です。

社労士試験で年金は勉強済みなので、計算問題を学べば取得できるのです。さらに、社労士試験で習慣化した勉強がまた継続できるのです(社労士試験後、油断すると反動で全く勉強しなくなる人が少なからずいます。そうすると、”死格”への道を歩んでいきます。そのような人を、何人も見てきました)。

私は迷わず、年金アドバイザー2級試験を申し込み、12月から勉強を開始しました。簡単ではない試験です。受験勉強が必要です。私は独学で何とか合格しましたが、1月からは通勤電車でも電卓片手に勉強するなど、勉強は大変でした。

でも年金アドバイザー2級の効果は大きいです。

今年3月開業後(現在も続けていますが)、週2回年金相談の仕事を行っています。また取引先からも年金について質問されます。さらに最近は、社会保険に加入していない会社に加入を促す活動をしており、そのときも”厚生年金のメリット”を中心に説明します。そのことの土台が、年金アドバイザー2級なのです。

社労士試験に合格された方には、ぜひ年金アドバイザー2級の受験をお薦めします。

http://www.kenteishiken.gr.jp/b/result.php?num=43 ← 銀行業務検定協会のサイトです。試験申し込み・通信教育・試験勉強のための書籍も購入できます。

http://oda-office.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_3c66.html ← 5月にブログで紹介しています。

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2006年11月11日 (土)

社労士試験の合格発表

昨日は社労士試験の合格発表でした。

合格者は3,925人、合格率8.5%ということです。詳細は厚生労働省のホームページに掲載されています。

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/11/h1110-1.html

私は3年前の平成15年(第35回)、4回目の受験で合格しました。従って、合格したときの喜びはひとしおでした。

だから、社労士の”資格”を絶対に”死格”にしない、ということを強く思いました。

そのためには、合格後の行動が左右します。私は、社労士資格を目指したときから”開業”が念頭にありました。合格後は、”開業”に向けて、少しずつ歩んでいきました。

”○年○月には開業するぞ” というところまで、明確にはできませんでしたが、行動した結果、開業に至りました。

明日以降、自分の試験合格後の行動をブログに書いていきます。

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2006年11月10日 (金)

2回目の訪問は難しい!

10月最後の日曜日に、”テレアポ”でアポイントがとれた会社を訪問しました。その会社はとあるスーパーの一角で青果店を営んでいます。

この青果店に近くに顧問先があるため、昨日は顧問先企業を訪問した後に、突然訪問してみました。

ちょうど昼ごろに行ったので、スーパーで弁当を買い、いかにも ”ついでに寄りました” ということを装いました。

この会社はまだ社会保険未加入のため、前回訪問時に保険料負担の金額や社会保険のメリットなどについて説明しました。その後どうなのか、また私のことを忘れられないように、ということが目的の訪問でした。

「年末年始はばたばたするから、来年以降かな?」という話でした。とりあえず、答えをもらったため、何となく安心しました。

営業活動を始めて思ったのですが、初回の訪問より、2回目の訪問は難しいですね。意外と訪問する理由がないのです。この会社はスーパー内にあるし、突然「顔を出す」ということができました。

普通の会社の場合に、どのような理由で訪問するか・・・難しいところです。

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2006年11月 9日 (木)

今日の目標

昨日は年金相談でした。仕事の前に、ふと、思いついたように、1日の目標を立てたのです。

自分でもよくわからないのですが、無意識に目標を立てたくなったのです。そしてその目標を手帳にメモしました。その目標は、

「質問者に対して、相手の納得のいく、そして相手の望んでいる範囲でベストな回答をしよう。回答の意味合いも説明しよう。少しでも相手が理解するように」 というものです。

不思議なもので、目標を立てるとそれを意識します。適度にメモした手帳に目をやって目標を読みます。すると、その目標どおりの行動ができているかを自然とチェックするのです。

意識するので、本日の目標が達成したように思うことができます。これを日々積み重ねていくと、大きな力になるような気がしました。

ちなみに、今日の目標は、「忙しくても、全力で取り組もう」です。

今日1日はとても慌ただしい日です。慌ただしくても、その場面場面は全力を出し切ることを目標とします。

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2006年11月 8日 (水)

ホワイトカラー・イグゼンプション

ホワイトカラー・イグゼンプションについての連合の調査結果をご紹介します。

http://www.jtuc-rengo.or.jp/roudou/seido/roudoukeiyaku/data/20061106chousa.pdf

ホワイトカラー・イグゼンプションとは、管理職や専門職、営業職などの職種で、一定の要件(年収など)にあてはまる労働者については、法定労働時間の週40時間を超えて働いても残業代を支払わなくてよいという、アメリカの制度です。

日本でも、このような制度を参考にした新制度をつくってはどうか、と議論が行われています。

経営側は導入に積極的だが、労働側は反対しており、議論は平行線をたどっています。

ホワイトカラー・イグゼンプションを企業側の都合で利用すると、現在問題になっている長時間労働や過労死の問題につながることを労働側は心配しています。

企業側は、成果主義が浸透しているため、労働時間と賃金を”切り離し”、労働時間ではなく成果で評価していくこと主張しています。

労働時間と賃金を切り離していくことは悪いことではありません。個人的にもそうすべきだと思います。しかし、実際に絶対的に業務量が多い年代層(30代・40代)にとっては、どうなのか? この年代層は、「メンタル」の問題も抱えています。

まだまだ時期尚早ではないでしょうか?

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2006年11月 7日 (火)

株式上場 社員の9割が「長所多い」

昨日(11/6)の日本経済新聞の記事です。

ワールドやすかいらーくなど、株式上場の廃止に踏み切る企業が相次いでいるということです。これは短期的な利益を求められ、振り回されることを嫌ったためとのことです。

しかし、経営者と一般社員の利害関係は一致せず、「物言う株主」が注文をつけるのは経営者です。敵対的買収の際に保身を気にするのも経営者であり、社員ではありません。

社員側からは「買収を恐れて非上場化するのは納得できない」という意見もあります。また「非上場のだと、そのときのトップの資質次第で経営が堕落する危険がある」ことも言われます。

そういう意味では、市場からのチェックは経営者にとって迷惑かもしれないが、社員にとってはありがたいのでしょう。

   -----------------------------

この記事は同感します。経営者が市場のチェックを嫌い、自分たちの都合の良いように経営を行うとどうなるか・・・ 

記事にも書いているように、経営者の資質で堕落するリスクがあります。

会社の存続そのものを ”経営者の資質に依存する” ということは、社員にとっては大きなリスクです。経営者が暴走したら、どうなるか・・・

とても怖いことだと思います。

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2006年11月 6日 (月)

有期労働者 契約更新を拒まれたら

11/6(月)日本経済新聞 リーガル3分間ゼミの記事の紹介です。

『一年更新の契約社員として5年間勤務していたが、会社側より「期間満了」を理由に契約更新をしないと通告してきた。同時に働き始めた契約社員は更新されたのに、自分だけ辞めさせられるのは納得できない。法的に問題はないのか?』

「有期労働契約」では、使用者は原則として、期間が満了すれば契約を打ち切る「雇い止め」が可能です。しかし、ケースによって契約無効となることがあります。判断基準は法律に明記されているのではなく判例により判断されます。その判断基準とは次の通りです。

  • 契約を反復更新していた
  • 会社が採用時に、「長く勤務して欲しい」など、長期雇用を期待させる言動をした
  • 同じ条件の労働者は契約更新をしている
  • 担当業務が一時的でなくて恒常的

このようなケースの場合、雇い止めが解雇権の濫用とみなされる可能性が大きくなります。

有期労働契約を結ぶ場合、会社側は契約の更新ができるかどうか、更新の判断基準は何なのかといった点を示し、労働者も十分確認したうえで契約することが大事です。

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私が勤務していた会社でも ”契約社員” を雇用していました。人事部門に在籍していた私は、”会社の立場”として、判断基準を確認していました。

上記判断基準にプラスして気にしていたのは、「契約社員の契約更新時の厳格性」でした。更新するときに、仕事の実績や取り組む姿勢などを評価し、それをもって本人と面談をする、という運用を行っていました。

雇い止めについて、参考になる判例をご参照ください。

http://www.zenkiren.or.jp/asli/owa/hanr02.p_call_p  東芝柳町事件

http://www.zenkiren.or.jp/asli/owa/hanr02.p_call_p  日立メディコ事件

http://www.zenkiren.or.jp/asli/owa/hanr02.p_call_p  丸子警報器事件

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2006年11月 5日 (日)

”やさしさ”とは?

”やさしさ” とは、相手が感じるもの。自分が勝手にやさしい人と思っていてもしょうがない。サービスは良いのだけれども、いい気分になれないお店がある。サービスする人の無意識にお客さんが反応している。

オーストリアの精神科医ベラン・ウルフは、「人は相手の無意識に反応する」と言っている。まさにその通りである。無意識に憎しみがあれば、どんなに相手のために尽くしても相手は何となくやさしさを感じない。

社会的にどんなに立派でも、不思議と部下に人望のない上司がいる。教育熱心でも、不思議と生徒に信頼されない先生がいる。

そういう人たちは皆努力をしており決して悪い人ではない。真面目な人である。しかし小さい頃からの人間環境で、心の底に憎しみの感情を持つようになってしまったのだろう。その憎しみに正面から向き合い、正直に自分を認めない限り、人間関係でどんなに努力しても報われない。

人は正直に自分を認めたときにやさしくなれる。やさしさは、素直さから生まれる。やさしい人は、相手を認めてあげられる。素直になれば、相手を理解することもできるし、許すこともできる。

助けたい人のために考えるエネルギーを使っている人がやさしい人である。

  加藤諦三氏(早稲田大学教授) ”やさしさは、素直な心から” より

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この文章を読んだとき、とても共感してしまいました。今の私の仕事にはとても大切なことです。

例えば、わからないことについて、聞きやすい人もいれば、聞きにくい人もいます。

私の場合でいうと、聞きやすい人、というのは、質問してきた相手を ”認めて” くれる人です。相手が知らないことを、認め受入れてくれるのです。こういう人には、”やさしい人だな” という感情を持ちました。

聞きにくい人、というのは、質問してきた相手を ”こんなことも知らないのか” という態度を無意識に示す人でした。こういう人には、必要性がない限り、質問をしようとは思いませんでした。

加藤氏の文章を読み、私自身、”やさしい”社労士、そして”聞きやすい”社労士になろう、と心から思いました。

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2006年11月 4日 (土)

社会保険加入は、皆を幸せにする!

今日は、来週訪問する会社への提案資料をまとめるため、事務所へ行きました。

その出勤途中にダイレクトメールをポストに投函しました。その送付先の会社へは来週後追いの電話をする予定ですが、ふと資料をまとめながら、”社会保険加入のメリット”を無意識のうちに考えていました。

社会保険に加入することは、皆を幸せにする。不幸なことは何もない

ということが、頭に浮かび上がってきたのです。電話営業をしていると、社会保険に加入していない会社があることがわかります。そして、皆さん口を揃えて、「うちは社会保険料を払う余裕はない。」と言います。

確かに、従業員1名分の1年間の社会保険料は、30~40万円ほど要します(給与や賞与により異なりますが)。従業員10名も入れば、社長分も含めると年間400~500万円はかかるでしょう。

でも、この保険料の投資によって、以下のメリットを享受できます。

  • 従業員とその家族 (保障と安心感を得る)
  • 社長とその家族  (保障と安心感を得て、社長は従業員の満足感を享受できる)
  • 会社         (従業員の”やる気”を享受でき、それが業績向上へつながる)
  • 国           (国は保険料収入を得る
  • 国民         (社会保障制度維持の下での安心感を得る)

社会保険は法人であれば、強制加入です。そのことは、ほとんどの社長は理解しています。従って、上記のメリット以外でも、会社が国や従業員に感じる、”後ろめたさ” から解放されるメリットもあるでしょう。このメリットはとても大きいと思います。

よくよく考えてみると、不幸なことは1つもないことがわかります。

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2006年11月 3日 (金)

国民年金保険料の納付率アップのために

国民年金保険料の納付率アップのために” というコラムをご紹介します。3年前に書かれたものであるため、納付率は2002年の数字が書かれていますが、コラムの内容はとても参考になります。

2002年は納付率62.8%で過去最低になり、社会保険庁は保険料を納めやすいようにコンビニエンスストアでも納められるようにした頃でした。これについては、”効果が薄いだろう”ということです。

参考までに、2004年の納付率は63.6%。2005年は69.5%です。しかし、社会保険庁の不正免除申請があったため、実質の納付率は、もっと低いと思われますが・・・

このコラムに書いてあるように、国民年金保険料の滞納ついて、社会保険庁長官は督促することもできます。それでも納めないときは、国税滞納処分の例によって処分することもできます。

そして、保険料の徴収権も、国税・地方税に次ぎ、3番目になります。

「納めやすく工夫する」のではなく、法律に則った徴収をすることも必要だと思います。

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2006年11月 2日 (木)

顧客開拓活動

現在、電話での顧客開拓を行っておりますが、今月に第2弾のダイレクトメールを送ろうと今準備をしています。

毎月発行している事務所通信とは別に、 ”事務所便り” なるものを作成しました。

この ”事務所便り” をダイレクトメールにも活用できるコンテンツにしています。またこの中身に、「活動日記」というコーナーを設け、実際の私の活動(主に事業主とのやりとり)を記しています。

電話で顧客開拓を行ってみて実感したことですが、”社会保険労務士”の認知度がまだまだ低い、ということです。”社会保険事務所”や”保険会社”と混同されることもあります。

ある程度はわかっていましたが、警戒されることもしばしばあります。

このように、実際に電話をかけてみてわかった事実がたくさんありました。そのわかったことを”ダイレクトメール”を活用して、何とか払拭をして、ターゲットの企業にアプローチをかけていきます。

今回は、目標件数も立てました。その達成が当面の課題です。

頑張らねば・・・

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2006年11月 1日 (水)

”ふと” 気になったこと

昨日は、現在通っている”経営革新塾”を受講する日でした。

経営革新計画のたたき台を、講師にアドバイスしてもらいながら作成し、授業の最後に、希望者が皆の前で発表するというスケジュールでした。

計画を作成している受講生に対して、講師がアドバイスをしてくれます。そして講師と受講生が意見を交換します。

そのときに、私がとても気になった受講生の方がいました。

その人は講師のアドバイスに対しての一言めに必ず、「いや!」、「でも」と言ってから話をするのです。

おそらく本人は無意識に言っているのでしょう。しかし否定語を必ず冒頭に発するということは、講師のアドバイスや話を、無意識のうちに拒絶しているのではないでしょうか? 

怖いのは、”無意識”です。私であれば、無意識にせよ、いつも否定語から話が始まる人とは、話をしたくなくなります。そして、自然とその人から離れていくでしょう。

自分自身もまだまだできていませんが、”否定語を言わない”ことを習慣化するには、訓練が必要だと思います。

そして、まずは意識的に否定語を言わないようにしながら、無意識に相手を受入れるところまでできるようになると、何かが変わるように感じます。

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