「間」を大切に!
社会保険労務士として独立して、いろいろな人と話す機会が増えました。もちろん、いろいろな人がいます。
話していて、とても頭の回転の早い人がいます。
こういう人は質問を投げかけると、”ポン、ポーン” とすぐに回答をしてくれます。速いスピードで会話が進み、話の結論も急ぐので、どうにも落ち着かないのです。
なぜ落ち着かないのか? それは、話に、「間」がないのです。
何か、意見を言おうとしても、それを遮断し、自分の意見を言うのです、話をしていても、おもしろくありませんし、あまりプラスになることがありません。
不思議と、世の中では、このような人は ”優秀” と評価されるようです。
その反対に、十分に相手の話を聞き、一呼吸おいて、ゆっくりと話す人もいます。こういう人は深く考えているためか、結論を急ぎません。思考のプロセスを話し、相手に答えを求めるような会話をします。
そうすると、相手も考えます。そうすると、そこに、「間」が生まれ、そして自分で答えを見出すことができるのです。
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コメント
こんにちは。「話しの間」については私自身の課題でもあります。傾聴をこころがけてはいるのですが、つい一生けんめいにしゃべってしまいます。たまたま今日の朝日新聞の夜回り先生のコラムに「子供達への言葉を減らしてみて」というテーマで話しの間の大切さについて書いています。
まるでこの記事を読まれたのでは?と思うタイミングに驚いています。
これからもブログ楽しみにしています。
投稿: あおちゃん | 2007年1月 9日 (火) 16時02分
あおちゃんさんへ
コメントありがとうございます。「間」は相手に余裕を与えることができます。
私自身、「間」を持って話す人には、とても好感を持ちます。でも自分が、「間」を持って話しているのか・・・
何とも言えませんが。
投稿: 信頼の社労士 | 2007年1月 9日 (火) 18時43分