整理解雇の4要件
復習の意味で、ブログで整理してみます。
【整理解雇】
人件費削減を目的に行なわれる解雇です。労働者側に帰責理由がなく、経営の一方的な都合で行なわれることが特徴です。
判例法理の中で発展してきた、「整理解雇4要件」があり、それに沿って整理解雇の有効性が判断されます。
- 整理解雇の必要性
- 解雇しないと倒産してしまうなど、経営が危機的状況にあること
- 解雇回避努力
- 希望退職者の募集や配置転換、新卒採用の見送り等、解雇以外の手はつくしていること
- 人員選出の合理性
- 人事評価基準や解雇の打撃が少ない人員を選出することが合理的
- 労働組合、労働者との誠実な交渉(手続きの妥当性)
- 整理解雇の必要性に関する情報公開など
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