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2007年5月25日 (金)

認知症と介護保険

昨日、商工会議所の部会と懇親会があったことは昨日のブログにも書きました。

部会では認知症の方を専門に受入れているデイホームの施設長の「卓話」がありました。

私は認知症に関しては無知であり、「卓話」はとても勉強になりました。

日本では、5人に1人が65歳以上。その中の13~14人に1人が認知症という割合。

65歳以上の高齢者がいる世帯では、6~7世帯に1人の極めて身近な病気ということを初めて知りました。

要介護認定者のおよそ2人に1人は認知症ということなのです。

この施設長は、自らが現場で認知症の方を支えています。この施設長のように現場で支えている人もたくさんいるでしょう。

そして、40歳以上の人は、「介護保険料」を負担することで支えています。

しかし、高齢化が現状のまま続くのであれば、さらに認知症の方も増えるでしょう。

そうなれば、現場で支える人ももっと必要なります。そして介護保険の財政ももっと必要なります。

人も必要、お金も必要・・・ このように考えていくと、以下のブログに「対象者拡大見送り」について書きましたが、「対象者の拡大」はやむを得ない問題のように思えてきました。

http://oda-office.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_79b9.html

社会全体で支えていくことが必要に思います。

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