社会保険労務士の役割
私は、柏市のNPO法人の会員で、そのNPO法人主催で、年金や医療保険についてのセミナーを開催しており、その講師を務めています。
今日がそのセミナーの日で、第3回目でした(5回コースのセミナーです)。
しかし、セミナーの始まる時間帯は、ものすごい豪雨で、ほとんどの受講者が欠席でした。
今日のテーマは”医療保険”だったのですが、人数も少ないため前回行なった”年金”をテーマに話をしました。
受講者のほとんどが年金受給世代の方です。
皆さん、社会保険事務所やハローワークで、年金や雇用保険(基本手当や高年齢雇用継続給付)の説明を受けた経験があるそうです。
社会保険事務所では、「雇用保険のことは、ハローワークで聞いてください」、
ハローワークでは、「年金のことは、社会保険事務所で聞いてください」、
と言われ、両方を交えた説明を受けることができないことに、不満を持っていました。
ハローワークと社会保険事務所では管轄が異なるため、無責任なことはお互い言えないので、これはしょうがないことなのです。
でもそれ以前にハローワークの職員は年金のことは知らないし、社会保険事務所の職員は雇用保険のことを知らないのです。
だから、両方を交えた説明を ”お役所” に求めることは無理なのです。
この説明ができる唯一の存在が、社会保険労務士、なのです。
社会保険労務士はもっともっと、こういうニーズに応えていくことができる活動が必要ですね。
そして、社会保険労務士も、年金のこと、雇用保険のことを常に勉強していなければいけないでしょう。
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