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2007年7月15日 (日)

老齢厚生年金の繰下げについて

今年4月の年金改正で、65歳以降の老齢厚生年金の繰り下げが可能になりました。

繰り下げとは、65歳から受ける老齢厚生年金を受け取らず、66歳以降に増額した老齢厚生年金を受け取れる制度です。

http://www.sia.go.jp/seido/nenkin/n2007/henko.htm#02 詳細はこのサイトをご参照

しかし、この繰下げ制度を選択しようか迷っているとき、次の加給年金のことを理解しておくべきです。(社会保険庁の資料には何の説明もありませんが)

  • 65歳前から加給年金を受けている人は、その加給年金も繰り下がり、受け取れなくなる。繰下げた年金を請求したときに支給開始されるが、加給年金には割増はつかない
  • 繰下げた年金をもらわずに待機しているときに配偶者が65歳になると、加給年金は消滅してしまう

また、在職中で年金の支給停止を受けている人が繰り下げした場合、支給停止された金額を除いて、現在支給されている年金額に対してのみ増額されるのです。

従って、在職老齢年金対象者にも有利な制度ではありません。

なぜ、この制度を導入したのかはわかりませんが、私としては繰下げ選択はお勧めしないでしょう。

※65歳になると、「65歳老齢給付裁定請求書」のハガキが対象者に送付されます。そのハガキに繰り下げ希望の有無を記入する欄があります。ハガキと同封で、繰下げ制度の説明資料もありますが、見ても意味が不明でしょう。

65歳になる方は繰下げ制度について理解したうえで、「65歳老齢給付裁定請求書」のハガキを出すようにして欲しいものです。

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