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2007年8月31日 (金)

社会保険労務士の顧客開拓(テレアポ編②)

テレアポを行うにあたって、業種を絞りました。

テレアポを行う1ヵ月ほど前、運送会社の社長より、「社会保険加入を検討したい」という問い合わせがあり、説明に行きました。

社会保険加入を検討するきっかけは、「運輸局から言われて・・・」という理由だったのです。

ということは、「社会保険に加入していない運送会社は、社会保険加入を検討しているかもしれない」。

折込の求人広告、ハローワークの求人票をもとにして、社会保険未加入の運送会社に電話をかけまくりました。

しかし、社会保険未加入の運送会社は、社長も実際にトラックに乗っており、直接話をすることができません。時折、直接話ができても、全く関心を示すことはありません。

結局、運送会社50社くらいテレアポを試みました。

成果は全くありません。 (アポ0件、面会0件、もちろん社会保険加入なし)

テレアポは難しいですね。

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2007年8月30日 (木)

社会保険労務士の顧客開拓(テレアポ編)

顧客開拓の方法として、飛び込みやテレアポがあります。

1年位前、”事務所通信” を通じ、スポットの仕事の依頼はありましたが、なかなか顧問先の確保ができませんでした。

”顧問契約になりそうだ”と思った案件も契約には至らず、「あせり」を感じていたのです。

「すぐにでも顧問契約をとりたい」という気持ちがとても強く出ていました。

そこで、即効性がありそうな「テレアポ」を、昨年10月から11月にかけて始めたのです。最初はとにかく、毎月事務所通信を送付している近隣の工業団地にある会社に電話をしてみました。

「すでに社労士と契約している」、「社長は不在です」など、当然ですがあまりよい返事は返ってきません。

しかし、テレアポを行う前はとても抵抗がありましたが、実際にやってみると結構できるものです。

業種を絞ったり、テーマを絞ったりしながらしばらく続けてみました。

次回に続きます。

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2007年8月29日 (水)

社会保険労務士の顧客開拓⑪

社労士としてのプラスアルファ・・・   最近、このことをよく考えます。

仕事の依頼は1・2号業務(手続き業務)が多いです。

切り口は1・2号業務ですが、結局就業規則の見直しや作成、賃金表の作成等の社内体制の整備、労務トラブルがあったときの対応等の要望も出てくるのです。

そんなとき、手続きだけしかできない社労士に頼みますか? それとも人事経験があり、受ける仕事の幅が広い「プラスアルファ」を持った社労士に頼みますか?顧問料は同じとお考えください。

おそらく、「プラスアルファ」を持っている社労士を選ぶのではないでしょうか。

ちなみに私の「プラスアルファ」は、

  • 企業における人事経験(約18年)、それを踏まえて未知のことにも積極的に取り組むことができる
  • ねんきんダイヤルや社会保険事務所での年金相談を経験。年金に関わる問い合わせに対して即答できる
  • 就業規則、賃金表、人事制度等の導入を推進できる
  • 派遣法につよい      などなど

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2007年8月28日 (火)

社会保険労務士の顧客開拓⑩

顧客開拓の方法の1つ、人の集まる場に積極的に参加することです。

今日も、税理士さん主催の飲み会に参加しました。

これは毎月行なわれる飲み会で3月から参加しています。

実際にこの飲み会を通じて、仕事が入りました。

人の集まる場には、積極的に足を運ぶことはとても重要です。

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2007年8月27日 (月)

社会保険労務士の顧客開拓⑨

社労士事務所を開業し、「法的な知識を吸収するセミナー」に行くことがめっきり少なくなりました(反対に開業前はよく行っていました。その知識が今にとても生きています)。

理屈でも思っているし本能的にも感じているのですが、知識をつけてもそれをお客様に提供できなければ意味ありません。

だから、開業して一番大切でやらねばならないことは、お客様をみつけるための行動なのです(要は顧客開拓活動ですが・・・)。

お客様が見つかると、お金をもらって、勉強ができるのですから。

しかし、そうそうお客様は見つかりません。

地道な顧客開拓活動の繰り返しで開拓されるのです。地道な顧客開拓活動と並行して学べる仕事を行なうのが、良いでしょう。

私の場合は、電話年金相談を行ないました。年金の勉強ができ、さらに固定収入にもなるのです。

後は、社労士会支部からの”行政協力”に手を上げることでしょう。

私はやったことはありませんが、労働基準監督署にての業務で行政協力を行なうとよいと思います。年金同様、学びながら固定収入を得ることができるのです。

開業直後に、顧客開拓と並行して行政協力を行なうことは、間違いなく社労士としての「厚み」を大きくすることと思います。

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2007年8月26日 (日)

社会保険労務士の顧客開拓⑧

顧客開拓とは少しはずれた話かもしれませんが、私は依頼された仕事を断ったことがありません(断られることはよくありますが・・・)。

報酬のない仕事、社労士会支部からの行政協力も含めてのことです。

最近、この姿勢がとても大切なことだ感じています。

「断らない」ということは、常に”扉”を開けている状態にしているのです。

不思議なもので、”扉”を開けていると、”入って”くることがあるのです。もちろんそんなにたくさんは入ってきませんが、最近入る頻度が多くなってきているのです。

それを気持ちよく引き受けると、再度依頼されることもあるかもしれません。

仕事を断らず引き受ける姿勢、これが仕事を呼び寄せてくれるのです。

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2007年8月25日 (土)

社会保険労務士の顧客開拓⑦

自分で行なってきた、またこれからも行なっていく顧客開拓を整理すると、

  • 事務所通信を毎月発行する。クライアント及び出会った人に送付する
  • 異業種交流会に定期的に参加する
  • 情報発信(ブログ・メルマガ)を継続する

考えてみると、私が行なっている顧客開拓は即効性がありません。

時間がかかります。

だから継続するのです。

継続しても、”効果が本当に出るのか?” ということも思います。

それを乗り越えて、継続することが、顧客開拓に結び付くのです。

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2007年8月24日 (金)

社会保険労務士の顧客開拓⑥

その他の顧客開拓方法・・・

とにかく、定期的に情報発信をすることです。

私自身、ブログを毎日更新、メルマガを毎日発行、前にも紹介した事務所通信を毎月発行しています。

根気よく情報を発信していると、私のことを理解してくれる人が現れるのです。

そして会ったこともない人との交流も生まれたりするのです。

異業種交流会への参加同様に、情報発信も根気が必要な作業です。とにかく、すぐにはブログのアクセスは増えないし、メルマガの読者も増えません。

それでも書き続けないと、人との出会いや仕事とのめぐり合いのチャンスをつぶしてしまうのです。

だから情報発信は終わりなく、続けていかなければ意味がないということです。

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2007年8月23日 (木)

社会保険労務士の顧客開拓⑤

事務所通信の他の顧客開拓方法・・・

それは異業種交流会など、人の集まる場に積極的に足を運ぶことです。

人の集まる場に行くことのメリットは次のとおりです。仕事に結び付くこともあるのです。

  • 自分が知らない情報を出会った人から教えてもらえることです
    • ある交流会で出会った人(士業者)から、ビジネス目的の交流会の情報を得ました。そのビジネス目的の交流会は、定期的に行なわれ、私も定期的に参加しました。結局、この交流会で知り合った人から顧問先を紹介されたのです
  • 交流会で気の合った人との交流が生まれることです
    • その人を通じて、また人を紹介され、その紹介された人から、仕事の依頼を受けたのです
  • 自分をPRすることができます
    • 私は、毎日ブログを更新し、毎日メルマガを発行しています。話をした人に「メールでブログとメルマガのアドレスを送るから見てください」とPRします。まだ仕事には結び付いていませんが、いずれ仕事に結び付くことと信じています
    • http://www.mag2.com/m/0000230023.html 毎日発行のメルマガです

やはり開業すると、1人でも多くの知り合いが大切です。

1人でも多くの人に自分を知ってもらうことが大切です。

それが、結果として仕事に結び付いていくのです。

仕事まで結び付くには、時間もかかるし、交流会への参加費用もかかります。だから根気が必要です。

でもそれを乗り越えると・・・ 

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2007年8月22日 (水)

社会保険労務士の顧客開拓④

昨日の続きを少し・・・

7~8月に社会保険労務士会の所属支部より、社会保険事務所での年金相談の要請を受け、週1~2日行っています。

ここでもコンピュータ内の記録を確認することがあるため、ねんきんダイヤルの知識がとても役に立っています。

私は、社会保険事務所のコンピュータを操作できる ”数少ない社労士” だと思います。

それでは、「とにかく顧客開拓活動を行なうこと」について・・・

開業前に読んだ本の中で、士業者の顧客開拓として「事務所通信を発行して顧客をつかむ」、ということが書かれていました。

だから開業後には必ず出そうと思い、開業前から「事務所通信」の内容を考えていました。では、開業直後、一体誰に「事務所通信」を送付すればよいのか・・・

  • 求人情報等を見て、広告を出している企業に送付する

というくらいの発想しかありません。

それで効果はあるのかな・・・相当の数の事務所通信送付になってしまうし、郵便代もかかるし、なおかつ仕事に役立ってくれるのかどうかが全く見えません。

事務所通信をどんな会社に送れば効果が高いのか?

そんなとき、お世話になった社労士の先生が、「企業ではなく、、○○に定期的に事務所通信を送る」ということなのです。

この方法とても効果があります。

開業して3ヵ月のとき、事務所通信を送付していたことにより、2件の仕事に結び付きました。

事務所通信はとても効果が高いことを実証してくれたのです。

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○○に入る言葉を考えてみてください。知りたい方は、メールでお問い合わせをお願いいたします。

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2007年8月21日 (火)

社会保険労務士の顧客開拓③

「社労士として知っておくべきことを実践で身につける」情報とは・・・

それは、社会保険庁 ”ねんきんダイヤル” 相談員の募集でした。

  • 実践で年金知識を身につけることができる
  • 開業後に顧客がまだゼロのときでも、一定の収入に結び付く
  • 顧客開拓活動と並行して行なうことができる など、

開業したての社労士には、とても魅力のある仕事です。”お金” が貰えて、実践的な年金の勉強ができるのですから・・・

社会保険庁の年金相談は、コンピュータ内の年金記録を見るので、頭で理解していた事実を目の当たりにできることが大きな魅力です。

だから、”身体”で年金を覚えることができるのです。

この相談員は、常に募集しています。

興味のある方は私にお問い合わせください。

社労士にとって、年金は ”お金にならない” 仕事と言われています。でも年金について質問をしないクライアントは今まで1件もありませんでした。

年金知識は、クライアントに信用を与えることができます。

そういう意味で、社労士とっては大きな武器になります。

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2007年8月20日 (月)

社会保険労務士の顧客開拓②

2006年3月、社会保険労務士事務所を開業しました。

自らの選んだ社会保険労務士という仕事です。生涯、この仕事で生きていこうと決意しての独立です。

だから、次の2つのことを念頭に置き、活動を始めました。

  1. とにかく顧客開拓活動を行なうこと
  2. 社労士として知っておくべきことを実践で身につけること

開業前に、人の集まる場に結構参加しました。

参加することによって、開業後に役に立つ情報が入ってきたのです。だから、開業前から、この2つのことを実践しよう、と考えていました。

開業する1ヵ月前に、役立つ情報が入ってきたのです。それは、「社労士として知っておくべきことを実践で身につける」にはもってこいの情報でした。

そのスタートが、「3月6日から」という開業直後であり、すぐに申し込みを行なったのです。

次号につづきます。

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2007年8月19日 (日)

社会保険労務士の顧客開拓

以前ブログで、社会保険労務士試験合格後、

  • どのように資格を活かせばよいか
  • 次にどういう勉強をすればよいか
  • 開業するための準備はどうすればよいか

ということを書きました。以下がその内容です。

http://oda-office.cocolog-nifty.com/blog/cat2777296/index.html

2003年11月に合格し、それからブログに書いている活動を経て、2006年3月に社会保険労務士事務所を開業しました。

サラリーマンとしての人事経験を持って開業し、とにかく ”力のある”、そして クライアントにとって ”役に立つ”  そして、”永続的な発展をサポートできる” 社会保険労務士を目指しています。

開業後の顧客開拓活動、”力のある・役に立つ・永続的な発展をサポートできる” 社会保険労務士になるための活動について、このブログでお伝えしていきます。

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2007年8月18日 (土)

自己評価と他人評価

意外と自分のことって、わかっているようでわかっていないかもしれません。

「俺は、他人に気を使うタイプの人間」と自分では思っていても、他人にはそのように見えないことがよくあります。

自己評価と他人評価にギャップがあるのです。

サラリーマンで、「自分の希望しない、自分では合わない」と思っている職場に転属されたとします。

自分では「合わない」と思っていても、人事や上司から見ると「合っている」ように見えたりするのです。それだけ自己評価と他人評価にはギャップがあるのです。

この内容、メルマガ(毎日発行)にも書きました。ぜひ読んでください。

http://blog.mag2.com/m/log/0000230023/

登録はこちらから → http://www.mag2.com/m/0000230023.html

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2007年8月17日 (金)

”危険”を察知する感覚を持とう

昨日・今日、家族で旅行に行きました。

帰りの高速道路、私は走行車線を走っていました。

道路は渋滞、でも30~40kmくらいのスピードは出ています。でも時折、道路が空いて、80~90kmくらいのスピードが出るのです。

ふと追い越し車線の1台の車に視線を向けました。若い夫婦と1歳くらいの赤ちゃんが乗っていました。

運転はお母さん。お父さんは、後ろで寝ています。

赤ちゃんは、お母さんのひざの上に乗り、ハンドルも握っていました。

渋滞しているけど、ときどき、80~90kmの流れになります。だからとても危険。

急ブレーキでも踏んだら、赤ちゃんはどうなることか・・・

「車は危険で、一瞬の油断が事故の元」ということをきちんと理解することが必要です。

危険を察知する感覚、危険のイメージを持つ感覚、これを親が身に付けないといけないと心底思いました。

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2007年8月16日 (木)

和を乱す人を大切に!

「和を乱す人を大切に!」 という内容でメルマガを書きました。

和を重要視するあまり、回りが見えなくなり、かえって組織にマイナスを与えてしまうケースがあります。

そういう内容をメルマガにまとめてみましたので、ご覧ください。

http://blog.mag2.com/m/log/0000230023/108791811.html?page=2

メルマガは毎日発行しています。

登録はこちらから → http://www.mag2.com/m/0000230023.html

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2007年8月15日 (水)

お盆休み

今日は事務所に出勤。

クライアントのほとんどがお盆休み。

8月から顧問先(D社)となった企業から依頼のあった資料をまとめていました。

D社とは、1・2号業務でなく3号業務の契約です。賃金・制度の運用の徹底や賞与配分の依頼を受けているのです。

ちょうどお盆休みだったので、昨日と今日でまとめることができました。

お盆休みの貴重ですね。

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2007年8月14日 (火)

女性起業家と社会

「女性起業家と社会」というコラム記事

あなたは「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方に賛成ですか。

日本の男性は賛成47%、反対46%、女性は賛成37%、反対57%という結果でした。

米国(男性)では反対77%。

英国(男性)は反対89%。

ドイツ(男性)は反対74%。

スウェーデン(男性)は反対88%。

圧倒的に反対が多いです。

約30年前の日本(男性)は賛成76%、反対17%であったことを考えると、わが国も時間軸で見れば急速に変化しています。

国際比較では遅れているけれども、かつての常識が非常識に変わろうとしています。

妻も働いていれば、男性も今のように会社に縛られなくてもいいし、もっと自由に生きていけるでしょうね。

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2007年8月13日 (月)

社労士として、異業種交流会をどう生かすか?

先月から今月にかけて、仕事が忙しくなってきています。

その合い間に、異業種交流会などにも参加し、色々な人との知り合うきっかけをつくっています。

何も考えずに参加してしまうと、「ただ名刺をばら撒くだけで、何も残らない」のです。

名刺だって、タダではありません。

交流会の会費や時間、交通費や名刺・・・結構な投資です。

それでは、どうやって交流会を生かしていこうか? 結局は仕事に生かすように活用していきたい。

”そうだ、せっかく毎日ブログは書いているし、毎日メルマガも発行している。これを生かしていこう” と思いました。

交流会で知り合って、話の波長が会った人には、「メルマガとブログを毎日更新しています。アドレスを送るので、時間があったときに見てくださいね」 と了解をとってメールをするようにしました。

そして毎月事務所通信を送るのです。

そうすると、人とのネットワークが広がっていきます。

せっかくだから、今やっていることを最大限活用していこうと思います。

http://www.mag2.com/m/0000230023.html ← 毎日発行のメルマガ 登録はこちらから

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2007年8月12日 (日)

社会保険と就業規則⑤

就業規則・・・

「家」に例えると、就業規則は基礎工事。

  

基礎工事がしっかりしていないと、いくら家の「見栄え」が立派でも、地震などの

災害が起こると崩れてしまいます。

  

基礎工事がしっかりしていると、地震が起きてもビクともしないでしょう。

地震が起きなくても、「安心感」を感じることができます。

会社に就業規則がないと、「社員に関わるトラブル」という災害が発生したとき、

その会社の基礎工事である土台がないため、会社が崩れ落ちるリスクがあるので

す。

  

会社設立と同時に、または従業員の採用と同時に、整備していくことが必要だと私

は思います。

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2007年8月11日 (土)

社会保険と就業規則④

社会保険・・・

「家」に例えると、水道・電気・ガス・下水などのライフライン。

家を買えば、当然のように整備されています。そして、光熱費がかかることも了承しています。「電気代がかかるから、電気はいらない」という人はいないでしょう。

新しく会社に入社する人にとって、社会保険が完備されているのは当然のことでしょう。そして、給料から本人負担分の社会保険料を控除されることも、説明するまでもなく了解しています。

しかし、「年金はあてにならないし、社員だって手取り額が減るから、入ることを望まない」と、社会保険に加入しない理由を述べる社長がいるのも現実です。

この理由、とってつけたような理由です。全く従業員の保障のことを考えない、社会保険料を払いたくない、という社長だけの理由なのです。

水が出ない「家」を買う人がいないように、「社長が社会保険料を払いたくない」という理由で社会保険に加入しない会社に、心底「入りたい」と思う人はいないでしょう。

ということは、今働いている従業員もいずれ、会社から離れていくのではないでしょうか?

そうなったとき、社会保険に加入していない会社淘汰されていくと思います。

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2007年8月10日 (金)

社会保険と就業規則③

”社会保険に加入していない” ケースについて、昨日のブログで書きました。

それでは、就業規則がないということはどういうことなのでしょうか?

  • 会社のルールは、どうなっているのだろうか? 
    • 社長が独断で決めます。もちろん、労働基準法を踏まえたルールではないでしょう
  • 有給休暇はあるのか? あった場合、いつから発生するのだろうか? 有給休暇があったとしても、取ることができるのだろうか(社長が認めてくれるのだろうか?)
    • 社長の”気分”で決めるかもしれません。「有給休暇がある」と言ってたとしても休んだ分、給料が引かれているかも・・・
  • 毎日、遅くまで残業しているけれど手当ってつくのだろうか?
  • 子どもが生まれたけれども、手当ってつくのだろうか?  などなど

これでは、新しい人材を採用することはできないでしょう。

そして既存の社員も、いずれ辞めていくかもしれません。

安心して、仕事もできたものではありません。

”社会保険に加入していない” ことと同様に、こういう会社に勤めたいという人はいないでしょう。

また家族や知り合いに、こういう会社を紹介することもできないでしょう。

次回以降、もっと細かく解説をしていきます。

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2007年8月 9日 (木)

社会保険と就業規則②

例えば、私が他人から次のように質問されたとします。

「絶対に入社しない方がいい会社って、どんな会社ですか?」

即座に次のように答えるでしょう。

「社会保険に加入していない、そして就業規則をつくっていない会社です。入社したら大変なことになりますよ!」 

社会保険に加入していない・・・ ということは、

ということなのです。

こういう会社に進んで入社したいと思う人が、果たしているのでしょうか?

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2007年8月 8日 (水)

社会保険と就業規則

社労士を開業して1年5ヵ月、まだまだ社労士歴は浅い新米社労士です。

でも、社労士としていろいろな会社に接し、事業主と話をしてきた中で、私が会社にとって大切だと思うことをブログで整理していきたいと思います。

私が会社にとって大切だと思うもの・・・

それは、社会保険と就業規則です。

この2つ、大企業など、あまり社労士が関与しない会社では、当たり前のように整備されています。

でも、私が接してきた会社では、”当たり前” ではありません。

社会保険に加入意志のない会社、加入しても加入後の事務手続き(随時改定・定時決定・賞与支払届など)をやらない会社、就業規則を作成するという発想が全くない会社、

社会保険は、「保険料が高くて、会社がつぶれちゃう」。就業規則は、「なんだそれ? そんなの作ってもまるで意味はない」

こういう会社、結構多いです。

でも本当にそれでいいのか。これで従業員は幸せか。こういう企業で人は働きたいとおもうのか・・・

次回以降、社会保険と就業規則の大切さについて、まとめていきます。

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2007年8月 7日 (火)

出産・育児休業の給付と取扱い ”事務所通信第16号(2007.7.25発行)

事務所通信第16号(2007.7.25発行)を掲載します。

「vol.16.doc」をダウンロード

出産・育児休業の給付と取扱いについてまとめてみました。

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2007年8月 6日 (月)

休暇の取得、理由説明は必要?(日経 リーガル3分間ゼミ)

有給休暇を取得しようとした社員。休暇の理由を書く欄が、休暇願に加わっている。友人と旅行に行く予定だが、上司には説明したくない。

理由を書かないと休暇は取れないのだろうか・・・

労働基準法では、有給休暇については、使用者に例外的に時季変更権が認められているが、原則は請求した時季に与えなければいけません。

労働基準法第39条第4項

使用者は、前3項の規定による有給休暇を労働者の請求する時季に与えなければならない。ただし、請求された時季に有給休暇を与えることが事業の正常な運営を妨げる場合においては、他の時季にこれを与えることができる。

要するに労働者は、上司の承諾を得なくとも有給休暇を取得してもいいのです。

しかし、時季変更権の判断にもなるため、休暇取得理由を確認することも違法ではありません。

「休暇を取る、取らない」、「休暇の理由を説明する、しない」などを法律論で議論しても、何の得にもならないでしょう。上司との関係が悪くなるだけのように思います。

必要な範囲であれば休暇の理由を尋ねそれに応え、無用なトラブルは避けた方がよいでしょう。

休暇については、メルマガ(毎日発行)にも書きました。ご参照ください。

http://blog.mag2.com/m/log/0000230023/108664133.html?page=3

(登録はこちら) http://www.mag2.com/m/0000230023.html

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2007年8月 5日 (日)

社会保障制度セミナーの講師③

今日は、社会保障制度のセミナーの第4回目を行ないました。

テーマは介護保険、この法律はなかなか実務でも関わらないし、講師をする立場としてはとても説明しにくい法律です。

昨年、介護保険法が改正され、高齢者への負担も増えるようになりました。

施設サービス費用の食費や居住費が自己負担となり、施設入居者の負担は大きくなりました。

さらに、所得税の老年者控除がなくなり、住民税非課税が課税になるなどした人は、介護保険料が大幅に上がりました。

社会保障制度について、とにかく負担が増え、給付が減るということが避けられない状況です。

参考までに、介護保険料についてのサイトを記します。

http://www.chitahokubu.or.jp/kaigo/hoken/index.html

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2007年8月 4日 (土)

中小企業労働時間適正化促進助成金

中小企業労働時間適正化促進助成金

中小企業労働時間適正化促進助成金は、特別条項付き時間外労働協定を締結している中小事業主が、働き方の見直しを通じ、労働時間の適正化に取り組んだ場合に、その実施した内容に応じて支給するものです。

労働基準法第36条第1項の協定で定める労働時間の延長の限度等に関する基準(平成10年労働省告示第154号)に規定する労働時間の延長の限度を超えて労働時間を延長することができる旨を定めた労働基準法第36条第1項に基づく協定

年次有給休暇の取得促進、新たな常用労働者の雇い入れなどを盛り込んだ「働き方プラン」を策定し、都道府県労働局長の認定を受けた中小事業主に対し、プランに基づき就業規則を整備したときなどに50万円、プラン完了時50万円を支給する助成金です。

詳細の支給要件等は、以下サイトをご参照ください。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/roudoujouken03/dl/rj0301a.pdf

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2007年8月 3日 (金)

東京労働局、フルキャストに事業停止命令

東京労働局、フルキャストに事業停止命令

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070803-00000128-reu-bus_all

読売新聞によると、厚生労働省が労働者派遣法に基づく事業停止命令を出す、ということです。

今年3月に派遣が禁止されている警備、建設の業務に労働者派遣を行い、事業改善命令を受けたが、その後も同様の違法派遣が行われたようです。

それゆえ、重い処分が下されました。

私は、会社員の時、人事部門に所属し、派遣会社や業務請負系派遣会社の窓口を行なっていました。

業務請負系の派遣会社の中には、”仕事をとるためなら、手段を選ばない会社もある”ことを実感しました。

だから、フルキャストやグッドウィルが問題を起こすのも、実感としてわかるのです。でもそういう企業を活用する、さらには無理強いをする”大企業”があるのも実態です。

でもしわ寄せが、こういう派遣会社にきてしまうのです。

もう少し、労働者派遣法やその他労働法を学ぶ風土が派遣会社にあれば、このような事態を防ぐことができたかもしれません・・・

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2007年8月 2日 (木)

人事コンサルの仕事受ける

今日は、8月より正式に契約を交わすことになった会社(D社)を訪問しました。

D社は、2年くらい前に人事評価制度を構築しました。

制度は構築したけれども、運用面がついていかず、社長が頭を痛めていたのです。制度の運用をD社に展開していくのが私の役割です。

私の企業での人事勤務経験を買われて依頼を受けた仕事です。このような、人事コンサル的な仕事は、社労士を開業して初めてですが、どこから手をつけてよいのかから考えていく仕事は、なかなか楽しいものがあります。

D社の社長は創業社長で、今までは社長1人で会社を引っ張ってきました。しかし、もっと会社を成長させていくには、社内の整備と人材育成が必要であることを社長は強調してきました。

当面、現状の評価方法や賞与や賃金決定のしくみを理解し、公正な評価がなされているのか、また売上等に対して賞与配分が適当なのか、賃金規程や評価制度通りの運用がなされているかをチェックするとこから着手しようと考えています。

D社の永続的発展のためにも、私が持っているものをすべて提供し、D社の土台作りに貢献したい、と思っています。

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2007年8月 1日 (水)

できる社長はネットで売らない-WEB化社会の営業革新

できる社長はネットで売らない―WEB化社会の営業革新 Book できる社長はネットで売らない―WEB化社会の営業革新

著者:吉本 俊宏
販売元:日経BP社
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知人から紹介された本です。ホームページの活用がとてもわかりやすく書かれています。内容を簡単に紹介すると以下の通りです。

営業活動は、お客さんを営業マンの前に連れてくる 「集客」 のプロセスと、目の前のお客さんに営業マンが売り込む 「セールス(販売)」 のプロセスから成り立っています。

インターネットを通じて集客を行い、そして営業マンが売り込む活動をするのです。

集客を目的としてホームページをつくり、集客されたお客さんに売り込むのは従来どおり営業マンなのです。

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