人事部の役割とやりがい
私は部品メーカーの工場に勤務しているとき、社員の労務問題に直面し、製造部門のリーダーとともに頭を抱えて悩むことが、多くありました。
そんなときに労基法や安衛法の知識、就業規則等の社内規則を持って対応しました。
さらに、そういう対応の中で”リーダーの気持ち”、”社員の気持ち”にも触れながら、会社にとっても社員にとっても、良い結果に結び付いたとき、それはとてもうれしいものです。
良い結果に結び付いたときは、それがリーダーと社員のモチベーションにも繁栄され、会社の業績にも結び付くのです。
人事部は一見、会社業績とはあまり関連がない部署ですが、”情と理”で業績をサポートできる唯一の部署だと私は思っています。
でも時には、会社や社員を守るために、厳しい判断をすることもありますが、それが社員に理解されたときにも、うれしさを感じます。
法律知識等をベースにして、それに”人の心”を加味して、厳しくもやさしい対応や判断をしていく、これが会社のためにも社員のためにもなる、これが人事部の役割とやりがいではないでしょうか。
人事部の役割とやりがいについてはメルマガにも書いてみました。
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コメント
はじめまして。社労士で検索したところ小田さんのところに立ち寄らせていただき、ブログ拝見しました。
自分は人事部の経験はないので仕事の実態はよく分かりませんが、法律知識等をベースにして、人の心を加味して、厳しくもやさしい判断と対応をしていくという一文は強く印象に残りました。
会社というとお金のことには関心があるけど、人事面では軽視されがちなところが残念ながら多いのが事実ですが、従業員=人財なのですし、従業員あってこそ企業が成り立つと思うので、社労士の役割は今後ますます重要になってくると考えています。
それでは、失礼いたします。
投稿: 影武者2号 | 2007年10月27日 (土) 00時26分
コメントありがとうございます。
もちろん人事とって法律知識は大切ですが、人を大切にする心も大切です。
影武者2号さんも社労士の資格を持っているのですね。
これからもよろしくお願いいたします。
投稿: 信頼の社労士 | 2007年10月27日 (土) 09時35分