「社会保険労務士の顧客開拓」 テーマは”非正社員” 今月の勉強会
今日は毎月1回行っている勉強会の日でした。
「非正規社員」をテーマに、参加者の考えや意見を出し合いました。
意見を出し合う中で、「非正規社員」を前向きにとらえると、それがワークライフバランスや男性の働き方の見直しにつながっていくかもしれない、という方向に意見が向いていきました。
「非正規社員」も、
- ”正社員になりたい”と思っている層もあれば、
- ”今まで経験して培ってきた知識・経験・ノウハウを会社に縛られずに発揮したい”と思っている層もある
のです。
「非正規社員」の対極にある「正社員」、
この人たちは、雇用が保障されている代わりに会社に拘束されます。残業や休日出勤だけでなく、辞令1つでどこにでも転勤します。
でもこの「正社員」というポジションから降りたい、という人もいるでしょう。でも30歳台も後半になると、このポジションから降りてしまうと、次への「正社員」になるハードルは高く、現実の厳しさに直面することが目に見えてしまいます。
さらに家族がいて生活があると、現在の会社の「正社員」のポジションから降りることができないのです。
でも、専門的能力を持った「正社員」が、「非正社員」としてその能力を発揮する選択肢があってもよいのではないか。
専門的な能力のある「非正社員」であれば、それなりの待遇での受け入れだって十分可能だと思います。
そして「正社員」時代の収入差は、妻が働いてカバーする、でもよいと考えます。
専門的な能力がある非正社員が共働きすれば、正社員1人分の収入が受けられる、
こんな働き方でできると、ストレスから解放され、長時間労働による健康障害やメンタルの問題、サービス残業などの問題は、ゆくゆくなくなっていくのではないでしょうか。
今、「正社員」として働くサラリーマンに、もっと選択肢を増やし、多様な働き方が可能になるようにしたい、と私は思っています。
この考えについて、日刊のメルマガにも書きました。ご参照ください。
http://blog.mag2.com/m/log/0000230023/109157668.html
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