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2008年1月31日 (木)

<厚生年金>転記作業で派遣の中国人ら大量ミス

<厚生年金>転記作業で派遣の中国人ら大量ミス

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080130-00000146-mai-soci

コンピュータに未入力の厚生年金記録の書き写し作業のため、昨年12月に派遣社員を採用したということです。

派遣会社は、フルキャスト。

派遣社員が書き写しのミスを連発していたということが明らかになりました。

私も昨年、社会保険庁の「ねんきんダイヤル」の電話相談員をやっていました。昨年6月ごろに記録漏れ問題が起こり、電話相談員以外に記録作成作業のためか多くの人員が投入されていました。

記録作業対応は相当の”作業量”でしょうから、派遣社員の投入はやむを得ないと思います。

しかし、社会保険庁が派遣会社に対して、厳しいコスト要求を出しているのではないかと思います。

だから派遣会社も、そのコストに応えるために、中国人を投入したのでしょう。

そして、結果としての大量ミス。

とにかく、問題が多い組織です。

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2008年1月30日 (水)

「社会保険労務士の顧客開拓」 ビジネス朝食会

今日は、毎週定例のビジネス朝食会の日。

この朝食会、朝7:00から始め、8:30に終了します。仕事前の ”一仕事” をすると、充実度が高い1日になります。

朝食会そのものは、今のところそれほど多い人数ではありません。

15名前後のこじんまりした交流会ですが、それだけに参加者同士の結びつきはとても密になります。

定期的に参加していると、参加者同士の間に信頼関係が生まれ、それがビジネスに発展することもあるのです。

興味のある方、ぜひ参加してみませんか?

朝食会のご案内

●顧客を増やすためのビジネス朝食会を開催しています。
  仕事前の早朝の時間を有効活用し、参加者との交流を通じて、ビジネスを
  発展させていく朝食会です。

日程はこちらをご覧ください  http://www.bni-j1.com/breakfast.html
申し込みはこちらへ http://www.bni-j1.com/application.html
次回朝食会は、2月1日(金) 7:00~8:45
場所は吉祥寺第一ホテル2Fビッフェ
http://www.hankyu-hotel.com/hotels/12kichijojidh/access.html

※ 上記以外でも、毎週水曜日に同じ時間と場所で開催しています。
  こちらご参加の方は、直接下記メールアドレスにご連絡ください。
  info@office-oda-sr.jp (私は水曜日に参加しています)

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2008年1月29日 (火)

年金記録相談へ対応、厚労省が社労士に端末一部開放へ

年金記録相談へ対応、厚労省が社労士に端末一部開放へ

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080128-OYT1T00517.htm

読売新聞の記事です。

舛添厚生労働大臣が全国社会保険労務士会連合会の大槻会長に、年金特別便の相談への協力要請と、端末を社会保険労務士会に貸与する方針を伝えました。

大槻会長、「社会貢献の一環でボランティアで対応したい」と応じて、全国約2万箇所の社会保険労務士事務所で無料の年金相談を実施することを約束しました。

確かに、社会保険労務士もこの問題に協力することはよいと思います。実際には年金が苦手の社会保険労務士もいるので、勉強するいい機会とも思います。

またこれを機会に、平素から社会保険労務士が常に年金相談を行う体制を社会保険庁と構築していくことも考えていく必要があると思います。

社会保険労務士をうまく活用すれば、「年金」について、もっともっと理解が進むと思われます。

「ボランティア」はキツイ面もありますが、社会保険労務士がもっと知られるようになるチャンスでもあります。

でも端末操作、これは結構難しいのです。端末画面の見方も、経験を要します。

これからの社会保険労務士は、年金は必須ですね!

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2008年1月28日 (月)

中国古典・人生に役立つ言葉100

中国古典・人生に役立つ言葉100
Book
中国古典・人生に役立つ言葉100
著者 村山 孚
販売元

PHP研究所

価格(税込) ¥ 500

中学・高校時代の国語の授業を思い出す本ですが、仕事にも参考になります。

じっくりと中国の古典を読むことは、自分を振り返るきっかけを与えてくれます。

ときには、こういう本を読むこともよいと思います。

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2008年1月27日 (日)

今日は勉強会 テーマは年金

今日は毎月1回行っている有志の勉強会。

この勉強会のメンバーは現在9名。持ち回りでテーマを出し合って運営しています。

今日の担当は年金に詳しく次の本の著者の方です。この勉強会のメンバーです。

(この本、とても実務的に書かれていて、年金相談を行うときはとても参考になります。お勧めの本です)

老齢年金計算実務ハンドブック―実例でみる!
Book
老齢年金計算実務ハンドブック―実例でみる!
著者 石渡 登志喜
販売元 日本法令
価格(税込) ¥ 2,205

実際に著者が経験した年金相談の事例に基づいた内容が本日のテーマでした。

そして勉強会の中で、受給権のない人が相談に来た時にヒヤリングする基本的な事項の説明がありました。重要なことなので整理しておきます。

保険料を払った期間が25年に満たないケースのときは、次の内容を確認します。

  • カラ期間は? 
    • 例えば、昭和61年4月以前の会社員の妻の期間があるか?
  • 昭和5年4月1日以前生まれか?  
    • 25年に満たなくても受給される特例がある
  • 昭和31年4月1日以前生まれか?
    • 厚生年金か共済年金加入の場合、25年に満たなくても受給を受けられる特例がある
  • 昭和26年4月1日以前生まれか?
    • 男子40歳、女子35以降に15~19年の厚生年金期間があるか?

他にも特例措置はありますが、上記4つは必ず押さえておくべき事項です。

これは頭でわかっていても、いざ相談のときに、説明できるかどうかが大切です。

年金は難しい~。

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2008年1月26日 (土)

<連合>「日雇い派遣禁止」の運動方針決める

<連合>「日雇い派遣禁止」の運動方針決める

毎日新聞のニュースです。

連合(高木剛会長)は24日、中央執行委員会を開き、労働者派遣に関し「日雇い派遣は禁止し、直接雇用にする」との運動方針を決めた。違法派遣で業界大手のグッドウィルが事業停止処分を受けるなど、不安定で低賃金の働かされ方が問題化しており、厚生労働省が検討している日雇い派遣への規制にも影響を及ぼしそうだ。

 方針では、雇用期間が極めて短期間であり、職業訓練が不十分で技術を身につけることができないと問題点を指摘。さらに、港湾運送業務などへの違法派遣や二重派遣、賃金からの不当な天引き、安全衛生措置が確保されないなど労働関連法に抵触する実態があるとした。このため、日雇い派遣を禁止して直接雇用をすべきだとの運動方針を初めて決めた。

 派遣労働を巡っては、日雇い派遣や派遣業務について労働者派遣法の見直しが検討されていたが、労使の折り合いがつかなかった。厚労省は通常国会への改正案提出を見送り、省令などで日雇い派遣の規制を検討している。連合は労働者派遣について、労働者が派遣元に雇用されて派遣される常用型派遣を基本とし、登録して派遣される登録型派遣は原則禁止すべきだとの立場を表明していた。

「日雇い派遣」、この形態を常時使用する「派遣」は禁止すべきだと思います。

全面的に禁止にしてしまうと、イベント業など本当の単発の業務を派遣スタッフに委ねている企業は大変です。

物流業務や倉庫業務等で、常に発生する業務への「日雇い派遣」は禁止とし、業務請負とか、通常の「派遣契約」にて対応する、ということも検討してもよいのではないでしょうか?

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2008年1月25日 (金)

「時間管理」 1つの書類を二度扱うな!

私は、書類整理がとても苦手です。これはサラリーマンの時からです。

自分では「整理する能力がない」と、この書類整理から”逃げ”の姿勢でした。

書類整理が苦手なくせに、自分では「時間を効率的に使う」と思っていました。

しかし、タイトルは忘れてしまいましたが、ある本を読んでいて、「時間管理」について次のように書かれていました。

事務に関しては鬼になれ!  そして 1つの書類を二度扱うな!

これを読んで、衝撃を受けました。私は時間管理はできていないと・・・

例えば郵便物が来たとします。それが仕事に直接に関することであればすぐに取り掛かります。

でもそれがDMだったり、セミナー案内だったりすると、「後で見よう」と保留にしてしまうのです。そしてそのまま書類の山に埋もれたり、実際に後で見たりするのです(二度扱っている)。

結局は書類に無駄な時間をかけているのです。

その本には、

  1. 必要であればその場で目を通しファイルする
  2. 不要であればその場で破棄する 

と書かれていました。破棄しようとする場合なかなか思い切れませんが、でもその思い切りが必要であるとのことでした。

「1つの書類を二度扱うな!」  今から実践しようと心に決めました。

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2008年1月24日 (木)

年金記録問題 相談員1600人増加

年金特別便、内容を全面的に見直して70万通が再送付となりました。その費用、約1億7000万円

そして、今日の日本経済新聞には、「年金相談員1600人増加」という記事が掲載。

年金問題に相当の費用を要します。

相談員増加の人員、非常勤社員を採用や社会保険労務士の投入が考えられます。

社会保険事務所が採用するのであれば、当たり前ですがそれは「社会保険庁」として相談にあたります。

私も社会保険労務士会の行政協力で社会保険事務所で年金相談を行ったことがありますが、これも「社会保険庁の職員」として行いました。

派遣会社経由で、”ねんきんダイヤル”で電話年金相談を行ったときも、「社会保険庁の職員」として行いました。

年金記録漏れから今回の年金特別便の問題が起こった中で、「社会保険庁の職員」として年金相談員を行うのはとても大変なことです。相談に来た人などから相当の非難、ときには「罵声」を浴びせられることもあるでしょう。

「社会保険庁の職員」としての年金相談は、結構きついです。社会保険庁の不祥事のクレームを受けるときは、ひたすら「謝る」しかないのですから。

だから、年金相談員に社会保険労務士を総動員して、「社会保険庁」ではない形での対応を検討してもらいたい、と私は思っています。

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2008年1月23日 (水)

ビジネスコーチングセミナー

昨日は久しぶりにセミナーを受けてきました。

開業してからあまりセミナーなるものを受けてきませんでしたが(そんな気持ちの余裕がなかったのですが)、今年からは積極的に、”学び”のためのセミナーを受けようと思っています。

セミナーの内容は、2本立て

  • 人が育つ会社と育たない会社のこれだけの違い
  • 成果主義から成長主義へ

http://www.businesscoach.co.jp/seminar/080122.html セミナー詳細はこちら

とても面白く、そして勉強になったセミナーでした。

内容を簡単に要約すると、

  • 組織には「見えない資産」が埋もれており、それは活用されていない
  • 「見えない資産」は、「言いたいことを言えない風土」が作っている
  • これを打破するためのスタートは、『(人間)関係の質』を高めることだ
  • 部下と上司の関係、同僚間の関係、よい職場環境のなどの質が高まれば、『思考の質』『行動の質』が高まり、それが『結果の質』に結び付く

要するに、次のようなサイクルで回っているのです。

『関係の質』→『思考の質』→『行動の質』→『結果の質』→『関係の質』・・・

必ずこの回り方です。『結果の質』から求めてはいけないということです。

『結果の質』から求めてしまうと、『関係の質』が悪化してしまうのでしょう。

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2008年1月22日 (火)

年金確認「ヒント」OK、特別便相談の窓口対応見直し

年金確認「ヒント」OK、特別便相談の窓口対応見直し

社会保険庁は21日、ねんきん特別便の相談者の窓口対応で、事業所の業種や所在地、加入期間という年金記録の統合に役立つ3情報を相談者に伝えることを許可する方針を決め、全国の社会保険事務局に通達を発送した。

 社保庁はこれまで、他人による「なりすまし」防止を重視し、記録に関する情報を窓口で教えることは一切禁止してきたが、「ほとんど手がかりがないのに、過去の記憶を呼び起こすことは困難だ」と批判を受け、抜本的に方針を見直した。

 社保庁は昨年12月14日に、窓口で記録に関する情報を伝えることを一切禁止する窓口対応マニュアルを作成していたが、通達に合わせて、月内にも内容を抜本的に見直した改訂版のマニュアルを作成する。

続きは、こちらから

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080121-OYT1T00902.htm

20081220311  読売新聞)

社会保険庁の姿勢、とても疑問です。

しかし、現場である社会保険事務所には、実際に何度か年金の裁定請求手続きに行っていますが、とても親切です。これはどこの社会保険事務所共通のことです。

「ヒントを与えない」、なんてことをしたら相談に来た人が怒り出すことも知っているし、相談員の方も「きちんと対応しなければいけない」という自覚をそれぞれがしっかりと持っているのです。

社会保険庁の方々、年金相談という末端の現場がどうなっているのかをわかっているのか、またはわかろうとしているのか、このあたりが見えません。

でも「記録に関することを教えることを一切禁止」といっているくらいだから、現場である社会保険事務所との意識のギャップは大きいのだということは想像ができますね。

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2008年1月21日 (月)

社会保険労務士  声は大事

先週の土曜日、社労士スキルアップ研究会に参加し、その後の懇親会も参加しました。

懇親会の場も楽しく、大きな声で話したり、また今の時季は空気も乾燥しているので、特に風邪を引いたわけではないのに、喉の調子が悪くなってしまいました。

”声が出ない”ほどではないのですが、声は出しにくく、とても聞きづらい声になってしまったのです。

寝るときは、毎日マスクをしているし、うがいもしています。喉を潤すように、適度に水分も摂っていますが、油断はできません。これからは、毎日マスクをして外出をしなければ。

2月は、資格学校で社労士講座の講師の仕事が入りました。4日間連続での講義なので、喉をいたわらないといけません。

開業してから2回ほど、本当に声が出なくなったことがあります。

こうなるとお客様のところへも訪問できないし、電話にも出ることができません。とても大変なのです。

電話での質問も結構ありますから、”声”はとても大切です。

だから、十分に注意しないと・・・

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2008年1月20日 (日)

社労士スキルアップ研究会

昨日、社労士スキルアップ研究会主催の勉強会に参加しました。

私は初めての参加ですが、勉強会だけでなく懇親会まで参加をしました。

勉強会には約40名、懇親会には約25名の方が参加していました。とても活気のある場であり、勉強にもなったし、新しい出会いもあったりなど、とても有意義なものでした。

この研究会は、比較的最近合格された方が多く、それだけに皆さん知識欲が高いのです。

私も社労士試験に合格して2年くらいは、年金や労働法の勉強に勤しみました。開業したとき以上に、”座学”の勉強はしていたでしょう。

開業すると、”座学”よりも、顧客開拓が優先となります。だからセミナーや研究会などに参加して勉強する時間をとらなくなってしまいます。

これではいけない! と思い、今年から”勉強する”ことを自分自身に課しました。

その最初の勉強会が、今回の社労士スキルアップ研究会だったのです(今回の勉強会テーマはメンタルヘルス)。

この研究会、毎月第1・第3土曜日の午後から行われます。

次回は、2月2日(土) 13:00~17:00の予定で行われます。

申込みはこちらのサイトから

http://sr-skillup.com/modules/liaise/?form_id=1

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2008年1月19日 (土)

巨人 大補強で腐った若手は去れ

巨人 大補強で腐った若手は去れ

6年ぶりの日本一奪回を目指す巨人は17日、2月の宮崎キャンプに向けて原辰徳監督(49)以下1、2軍の全コーチ、スタッフが都内のホテルに集まり、スタッフミーティングを開催。冒頭で滝鼻卓雄オーナー(68)は首脳陣に熱血指導を厳命した。また、チームをサポートするためにヤンキースタジアムを参考にした総額2億5000万円に及ぶ東京ドーム一塁側ベンチ裏の大改修プランも明かした。

 室内の空気がピンと張りつめた。会の冒頭で滝鼻オーナーは「“少しでもたるんだプレーをした者は東京ドームから去れ”“大型補強で(自分のポジションがないと)腐っている若手がいれば必要ない”という指導方針がチームの完全再建と長期的な戦力安定につながる」と首脳陣に“鬼指導”を厳命。原監督は約30分の熱弁を、真剣な表情で受け止めた。

この滝鼻オーナーの発言、これでは「巨人の明日はない!」と思えました。

私は小学校のときからの巨人ファンですが、ここ数年来の大型補強にも疑問を感じているし、何かが違う気がしています。

この記事について、私自身が思うところを、メルマガに書いてみました。

ぜひお読みください。http://archive.mag2.com/0000230023/20080119070000000.html

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2008年1月18日 (金)

グッドウィル全708支店事業停止、派遣労働者に不安の声

グッドウィル全708支店事業停止、派遣労働者に不安の声

違法派遣を繰り返したとして、厚生労働省から事業停止命令を受けた日雇い派遣大手「グッドウィル」(東京都港区)は18日、全708支店で4~2か月の事業停止に入った。Click here to find out more!

 停止対象は新規の派遣のみだが、同社の場合、日雇いを中心に派遣者数が1日約3万4000人にも上るだけに影響は大きい。引っ越しシーズンを控えた物流業界や、派遣労働者本人からも不安の声が聞こえてくる。

 物流業界は日によって業務量の差が大きいため、人手を調整しやすい日雇い派遣に頼るケースが多い。

 「処分が明けたらまたグッドウィルにお願いしたい」。熊本市の運送会社の人事担当者はこう話す。事業停止命令の見通しが明らかになった昨年末以降、求人誌に広告を掲載したりして人手の確保に努めてきたが、応募があったのは60歳以上が中心で、若者は少ない。「運送業は仕事がきついので敬遠される」とこぼす。

 山形市の運送会社の人事担当者も「数年前から企業の採用意欲が旺盛になり、都会に人材が吸い込まれているため、(グッドウィルからの派遣の)代わりを探すのが難しい」と嘆く。大阪市内の運輸会社は「あれだけの法令違反を犯した会社を使い続けるのは難しい」との見方を示した。

 派遣労働者は失業への不安を口にする。危険業務として労働者派遣法で禁じられた建設現場で働かされたこともあったという大阪市内の男性(29)は「僕はまだ若いので、次の派遣会社を探せるが、一部の人は仕事にあぶれるかもしれない」と話した。

 派遣労働者でつくる労働組合「グッドウィルユニオン」(東京)にも、「どうやって生活すればいいのか」「家賃が払えない」などといった相談が相次いでいる。日雇い派遣の労働者は収入が不安定なため、同社の事業停止で仕事がなくなれば、生活不安に直結する。同ユニオンの関根秀一郎書記長は「日雇い派遣を認めてきた国にも責任がある。労働者のフォローにも目を向けてほしい」と指摘する。

(2008年1月18日14時45分  読売新聞)
「日雇い派遣」という働き方、この働き方を利用する派遣先やこのシステムを商品としている派遣会社にとっては、とても「都合」がよかったのでしょう。
でも、低賃金で不安定な働き方です。さらに法違反も犯していました。
こういうシステムをつくった派遣会社の罪も重いですが、この働き方を認めた国の罪はもっと重いでしょう。
「先行き不透明」とか「国際競争力」とか、いろいろな理由を並べ、非正規雇用を生み出した結果がこうなってしまったのです。
なぜ、安定した仕事につけないのか。
なぜ、常に「雇用不安」を抱えなければならないのか。


  

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2008年1月17日 (木)

お金を大切に!

そろそろ、「確定申告の準備をしなくては・・・」と思っています。

一応、領収書は整理しました。

これから集計しなくてはいけません。少しは集計したのですが、まだまだ道のりは遠いのです。

こんな反省を受けて、今年からは日々経費を集計するようにしました。

そうすると日々の現金をきちんと数えます。支出を管理するようになりました。

お金を管理するようになると、お金がとても大切になってきます。だからお金をとても大切に使うようになりました。

そして、「何となくお金を使う」ことがなくなりました。

これはとても大切なことかもしれない、そんな気がしています。

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2008年1月16日 (水)

朝方人間のススメ

最近事務所へ行くときは、少しでも朝早く行くようにしています。

朝早くに行き、仕事に取り組むと、とてもはかどるのです。とても効率よく仕事をこなすことができるし、仕事に集中ができるのです。

私の知り合いで、デザインの仕事を個人で行なっている人がいるのですが、彼は毎朝6時から仕事を始めるのです。
そうすると、午前中で仕事がある程度片付き、午後は好きなことをすると言っていました。

確かに朝早く仕事を始めれば、午後から夜の時間をもっと有効に使えます。

毎週水曜日に参加しているビジネス朝食会のおかげで、すっかり朝方人間になりました。毎朝5:00~5:30には起きます。

頭がスッキリしているので、朝にメルマガを書くこともあります。

朝から頭を動かすと、その調子で仕事に入ることができ、仕事の効率が向上したように思います。

朝方人間になることをおすすめします。

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2008年1月15日 (火)

押本投手との合同練習、中止に!

私は千葉県流山市に住んでいます。
プロ野球に流山市出身の選手がいるのです。つい最近日本ハムからヤクルトに移籍となった押本健彦投手です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%BC%E6%9C%AC%E5%81%A5%E5%BD%A6

押本投手が中学の野球部のときの監督が、昨年まで私の長男の野球部の監督でした。
その監督、昨年4月に違う学校に転勤しましたが、押本投手を呼んで私の長男の中学との合同練習を企画してくれたのです。

長男はピッチャーなのでとても楽しみしており、私も引率で行く予定でもあり、とても楽しみにしていました。

しかし、その合同練習、急遽中止になりました。
そうしたら翌日の新聞に、押本投手トレードの記事が載っていたのです。


合同練習がなくなってしまったことは残念ですが、押本投手にとっては
このトレードはよいかもしれません。

来シーズン、先発ローテーションに入ることも期待できるのではないで
しょうか。

押本投手! 応援するぞ。頑張れ!

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2008年1月14日 (月)

モラルやマナーの問題

今日は成人の日。最近の成人の日は、「荒れる成人式」が話題になります。

そして「荒れる」がきっかけとなりモラルやマナーの問題などが取り上げられたりもします。

私はサラリーマンの時に、工場で長く人事労務の仕事をしていました。工場の平均年齢は当時20歳代。

男女問わず、若い人が多くいたのです。

そうすると、「茶髪(ときには金髪)」や「男のピアス」や「ひげ」などなど、モラルやマナーの問題が工場内で起きてくるのです。

会社としても何とかしないといけません。そんな時どうする?

この内容について、メルマガに書きました。

ぜひ参考にしてください。

日刊 ”信頼の社労士”が思う、「仕事の本質」 ttp://blog.mag2.com/m/log/0000230023/109332772.html (毎日発行)

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2008年1月13日 (日)

<厚生年金>社保事務所が不正指南…偽装脱退、元職員証言

<厚生年金>社保事務所が不正指南…偽装脱退、元職員証言 

厚生年金の加入期間が実際より短縮されたり支給の基準額が減らされたりする問題で、社会保険事務所の元職員が、毎日新聞の取材に、会社側にこうした不正の手続きを教えていたと証言した。社保事務所側にとっては保険料の徴収率アップ、会社側にも経費節減という双方のメリットが不正の背景にある実態を明かした。

 証言したのは、90年代の数年間、西日本の社保事務所で厚生年金を扱う部署にいた元職員。「最初は会社に支払い計画を出してもらうが、徴収のめどが立たない場合、脱退して国民年金に変わり、(業務が)軌道に乗ってからまた入るのはどうかと担当職員が話した」と述べ、偽装脱退の持ちかけを認めた。

 当時はバブル崩壊後で、業績不振から保険料を払えない企業が、事務所が担当していた中に数百社あったという。90年代までは厚生年金からの脱退は、届け出書類だけで認められていた。

 また、脱退届を出さずに企業が保険料を払おうとする場合でも、「(支給額を決めるための給与から割り出される標準報酬月額が)40万円の人を20万円にすれば、その分払うべき保険料も安くなるという話は会社にする」と話した。

 これら不正の背景については「厚生年金は本来徴収率100%として、事務所間の競争があった。企業と従業員が折半して負担する厚生年金の保険料の支払いで経営難を招くケースもあり、会社を倒産させないためのアドバイスだった」と語った。

(毎日新聞)

昨日は読売新聞で東日本の社会保険事務所で不正、

今日は毎日新聞で西日本の社会保険事務所で不正、

ということは、これは全国的に行われたことだと想像できます。

今回のような年金問題が起こらなければ、「ねんきん特別便」という個人の年金記録が送付されるということは、なかったかもしれません。ということは、この問題に気がつかなかったということです。

社会保険事務所の職員の中には、不正をしても「どうせ本人にはわからない」というように思っていたのではないでしょうか?

やはり、情報を開示して、不正ができないようにしていくことは本当に大切ですね。

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2008年1月12日 (土)

社保事務所職員、厚生年金記録の改ざんを事業所に指導

社保事務所職員、厚生年金記録の改ざんを事業所に指導

厚生年金の加入記録の改ざんが相次いで見つかった問題をめぐり、社会保険事務所の職員が経営不振で保険料を滞納している事業所に対し、「滞納するより制度を脱退しては」と勧めたり、保険料負担を低く抑えるため従業員の月給を実際より極端に低く届け出るよう働きかけたりしていたケースがあることが、関係者の証言で明らかになった。Click here to find out more!

 滞納を減らして保険料の徴収実績を良く見せかけるのが目的とみられる。こうした対応が原因で、本来より少ない年金額しか支給されていない人が、相当の人数にのぼる可能性がある。

 総務省の年金記録確認第三者委員会は昨年末までに、厚生年金の記録改ざんを10件確認している。いずれも社会保険庁にいったん記録された内容が、後になって事業主の届け出で訂正されていた。月給の記録である「標準報酬月額」が実際より大幅に引き下げられた例のほか、事業所が営業を続けているのに、休業などと偽って「全喪届」という脱退届を出していた例も3件見つかった。

 改ざんで事業主は労使折半の保険料負担が軽くなった一方、従業員の年金は年数万円程度、本来より少なくなっていた。

 記録の改ざんをめぐり、社保庁の職員は、1990年代に東日本の社保事務所に勤務していた当時の実態について、読売新聞の取材に対し、「保険料を滞納している事業所に対し、全喪届を出すよう数え切れないほど指導した。同じ社保事務所内で、標準報酬月額の引き下げも行われていた」と証言した。この職員は第三者委が認定した10件に直接かかわってはいないものの、社保庁職員が改ざんに深く関与していた事実を認めたものだ。

 さらに、「滞納する事業所から保険料を徴収するのは難しい。制度から脱退してもらったほうが楽だし、納付率が低下しなくて済む」とも述べた。

 また、東京都内の社会保険労務士も、「5年ほど前、社保事務所に顧客の事業主と一緒に呼び出された。職員から標準報酬月額が実際より低かったことにする訂正の届けを出すように言われ、口外しないよう念を押された」と証言する。別の社労士も「全喪届や標準報酬月額の引き下げを社保事務所職員が促すことはよくあった」と話す。

 これに対し、社保庁は「職員が関与した事実は把握していない」としている。

 第三者委には厚生年金に関する異議申し立てが約1万3000件出されているが、審査が遅れており、修正が認められたのはまだ60件だけ。10件の改ざんは、その中から見つかった。

(2008年1月12日14時30分  読売新聞)
このニュース、今日の読売新聞の1面に掲載されていました。
社会保険事務所が、次のようなことを勧めたということです。
  1. 保険料を払えなくて滞納している会社には脱退をしてもらうこと
  2. 本来の給料は30万円として、30万円の給料(標準報酬月額)だと保険料も高くなるので、標準報酬月額を9万8千円(当時の最低額)にして、保険料を低く抑えること

会社が社会保険を脱退しても保険料を従業員から徴収しているかもしれません。

標準報酬月額を9万8千円に抑えても、給料からは30万円に応じた保険料を徴収しているかもしれません。

記事にも書いていますが、これでは本人の年金額が少なくなるのです。それを社会保険事務所が働きかけていたのです。

過去に保険料を滞納していたので、社会保険事務所に勧められて脱退をしたという、会社も私の関与先にありました。

また、つい最近ですが、知り合いのベテラン社労士の先生から、「最近顧問契約した会社は、全員の標準報酬月額が9万8千円になっている。でも実際の給料はそれぞれ異なるし、9万8千円の人はいない」、という話を直接聞きました。

この話を聞いたときは、「これは大問題だな」と思った矢先に、この記事が新聞に掲載されたのです。

こういう不正がまかり通っていたのですね。

社会保険庁という組織、本当に腐りきっていたのでしょう。

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2008年1月11日 (金)

学生時代の仲間と会った

昨日は、大学時代の仲間と久しぶりに会いました。大学時代の仲間が営んでいる居酒屋で集まったのです。

昔の話で盛り上がり、大学時代に戻ったようで、とても懐かしく、そして楽しいひとときを過ごしました。

たまには会いたいのだけれども、なかなかきっかけがないと会えないのですが、でもちょっと皆に声をかけることを惜しまなければ、すぐに集まることはできるのです。

昔の仲間だけれども、何か新しい出会いもあるかもしれません。

また近いうちに、そしてもっとたくさんの仲間に声をかけて集まる機会をつくろう、

そんなことを思いました。

今日は手続きとお客様訪問で、幕張、千葉に来ています。

これからお客様のところに訪問して、夜はセミナーと懇親会の予定。

もうひとがんばりです。

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2008年1月10日 (木)

富士火災 厚生年金保険料1億7000万円未納

厚生年金保険料1841人分、富士火災が1億7千万円未納

 東証一部上場の富士火災海上保険(本社・大阪市)が、2004年3月支給のボーナスに関し、社員1841人分の厚生年金保険料約1億7000万円を国に納めていなかったことが9日、分かった。Click here to find out more!

 勤め先企業の未納で年金が減額された人は数多くいるとみられ、昨年12月に成立した厚生年金保険料納付特例法で、全員が救済されることになったが、未納の企業名が明らかになったのは初めて。

 同社によると、未納となっていたのは、04年3月にセールス専門の正社員に支給されたボーナス分の厚生年金保険料。このうち、社員負担分約8500万円は、当時、ボーナスからそれぞれ天引きしていた。

 通常、会社が個人別の天引きデータを社会保険事務所に届け出て、年金の納付額が決定するが、同社は、天引きデータ自体を届け出ていなかった。その結果、既に年金の支払いを受けている約300人の支給額は、本来の額より減っており、1841人の平均では年約3500円減額される計算だったという。

 昨年7月、一連の年金記録問題で、自分の記録に不安を持った退職者の一人が、社会保険事務所に納付記録を照会。04年3月のボーナス分だけ納付記録がないことに気付き、発覚した。同社は未納付について、「担当者の単純なミス」と説明。特例法に基づいて未納付分全額を、さかのぼって納付するほか、1841人には謝罪と説明の文書を送付し、関係者を処分する方針。

(2008年1月9日23時47分  読売新聞)
大手企業でこのような未納が起こりました。
ボーナスから厚生年金保険料を徴収する総報酬制が導入されたのが2003年4月です。
ボーナスを支給した場合、5日以内に「賞与支払届」を会社は提出するようになりました。
2004年3月のボーナスだから、確かに単純ミスにより、賞与支払届を提出しなかったのでしょう。
でも大手企業でこのようなミスが起こったということは、届け出ていない企業は結構あるかもしれません。
特に社会保険労務士が関与していない企業では、十分に起こりうることでしょう。

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2008年1月 9日 (水)

厚生年金 記録訂正で減額も 特例対象者 納付実績下がり

厚生年金 記録訂正で減額も 特例対象者 納付実績下がり

年金記録漏れ問題で照合・訂正作業が続くなか、未納や未加入とされていた期間の年金記録が見つかった結果、年金の受給額が減るケースが出ていることが分かった。みなし特例として納付実績に見合った額よりも多く年金を受けている厚生年金加入者の一部は、記録の訂正による増額分よりも減額分が上回ってしまうことがあるためだ。年金制度の“逆転現象”が記録漏れ問題を機に露呈したかたち。社会保険庁は年金減になった人数は「把握していない」としている。今後、記録の統合作業が進めば、混乱が広がりそうだ。

 厚生年金の受給額は、加入期間の長さと、過去に納めた保険料の平均額に応じて決まる。漏れていた年金記録が見つかった場合、加入期間は延びる。ただし、納付額が低かった期間の記録などが足されると、受給額の計算基準となる平均標準報酬月額は下がる。

 一般的には、期間延長による増額分が減額分を上回り、差し引きしても年金額は増えることが多いが、厚生年金加入者の一部では、年金額が減るケースが生じる。可能性があるのは、実際の加入期間よりも長く保険料を納めたとみなされて年金を受給している「中高齢特例」の対象者や、加入期間が40年以上あって、年金が部分的に“頭打ち”になっている人など。

 たとえば中高齢特例で、15年の納付期間を20年とみなされている人で、納付額の低い時期の加入記録が5年分出てきたとすると、実質的に厚生年金の加入期間は変わらず、平均標準報酬月額の下がり方によっては年金が減額されてしまう。

 年金額が増えるか減るかはケース・バイ・ケースで、見つかった加入期間、記録の時期、当時の標準報酬月額などを計算してみないと分からないという。

 社会保険庁によると、昨年9月までの約1年間に年金の記録を訂正した人は約90万人。そのうち何人が減額になったかについては「よく分からない。調査するのも難しい」としている。

 この件について、各地の社会保険事務所の対応が統一されていないのも問題になりそうだ
。年金減額を説明された女性は「額が減ると聞いて、『それなら訂正しないで』と言ったら、『記録漏れが分かった以上、元に戻すことはできない』と言われた」と話す。一方、社会保険庁は「本人の了解や納得が得られなければ、無理に記録訂正はできない」として、記録をそのままにすることを否定していない。

                   ◇

【用語解説】厚生年金の中高齢特例

 現在の年金制度では、加入期間が原則25年以上ないと、年金が受け取れない。だが、旧制度の厚生年金では、老齢年金の資格期間は20年だった。さらに制度が始まってから年金に加入した中高齢者も厚生年金が受け取れるように、15年以上加入期間があれば、年金を受けることができた。このため、現行制度でも一定年齢以上の人は、加入期間が短くても加入期間を満たしているとみなし、年金が受け取れる特例が経過措置として設けられている。

こんな問題も起きてしまうのですね。

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2008年1月 8日 (火)

組織拡大化の弊害

昨日の日本経済新聞の“領空侵犯”というコラム記事、「バカの壁」の著書、養老孟司氏が書いていた内容です。

日本のサラリーマンは総じて面白くないですね。 組織の規制が刷り込まれていて、そこ から一歩も出ようとしない。

規則に縛られているという自覚もないから始末が悪い。私も国立大学にいて国家公務員だったので、組織のこっけいさがわかります。

組織が拡大するとどんどん融通がきかなくなる。すると何のための仕事なのかを忘れて、流れてくる情報を処理するだけで仕事をしたつもりになる。

すでに情報になったものを扱うだけでは、何も変わりません。

私もサラリーマンとして約18年間、勤めました。養老氏の記事に共感を覚えるし、体験からも理解することができます。

私自身の体験も含めて、その内容をメルマガに書いてみました。

読んでみてください。http://blog.mag2.com/m/log/0000230023/109322883.html

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2008年1月 7日 (月)

会社がGPS携帯電話で社員の位置情報を把握

会社がGPS携帯電話で社員の位置情報を把握

今日の日本経済新聞「リーガル3分間ゼミ」の記事です。

メーカーの営業部勤務の30歳代男性。会社が社員の携帯電話を利用して日中の行動状況を把握しようとしているらしい。社員が知らないまま、会社に日々の位置情報を知られるとすれば、問題ではないのか。

実際には、本人への説明や同意が必要です。

本人が望まないのに位置情報を知られた場合、プライバシー侵害を理由に損害賠償を求められるのです。

会社が、社員の位置情報を知るためには、「把握する可能性がある」と就業規則などに明記して内容を本人に説明し、同意を得ることが必要なのです。

この記事に書いてあったのですが、こんな会社もあるようです。

「さぼりをチェックしようと社員に知られないまま行動を把握したいと望む企業多い」ようです。

便利になることが、逆に人間を縛りつけているのではないでしょう。

「もっと、人を信用しようよ!」と声を大にして言いたいと思います。

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2008年1月 6日 (日)

世界で一番あわれな日本男性 ~弘兼憲史著~

「世界で一番あわれな」日本男性
著者 弘兼 憲史
販売元 新講社
定価(税込) ¥ 1,365       「世界で一番あわれな」日本男性

弘兼憲史氏の主張、共感できる部分が多いです。

特に”サラリーマン”に対する弘兼氏の考えに共感できるのです。

サラリーマンも、保身に走らず、もっと自らの考えを持ち、それを主張し、そして爽やかになれ、と。

この本を参考に今日のメルマガを書きました。内容は以下参照

  • 以前に読んだ本に、“サラリーマンは3つのタイプに分類される”ようなことが書かれていました。

    サラリーマンにとって“出世”は最大の関心事で、出世こそがサラリーマン人生のすべてである、ということが前提でタイプ別に分けています。

    この著者も言っていましたが、「出世がすべて」というと誤解を招くかもしれませんが、サラリーマンは組織で仕事をするので、出世すればするほど責任や権限も大きくなり、スケールの大きな仕事ができるのだから、出世を目指すのは当然だと思います。

 続きはこちらから・・・ http://blog.mag2.com/m/log/0000230023/109317180.html

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2008年1月 5日 (土)

労災保険特別加入制度 ”事務所通信第21号”

事務所通信第21号を掲載します。

「vol.21.pdf」をダウンロード

労災保険特別加入制度についてまとめてみました。

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2008年1月 4日 (金)

「社会保険労務士の顧客開拓」 仕事始め

今日から仕事を開始しました。

正確には昨日から始めたのですが、仕事モードで開始したのは今日からです。

午前中は事務所にて給与計算、事務所通信やその他必要書類を顧問先へ送付する作業を行いました。

そして、午後から官公庁回りです。

顧問先の社会保険・労働保険への新規加入手続きのため、労働基準監督署・ハローワーク・社会保険事務所へ行きました。

労働基準監督署とハローワークは徒歩10分くらいのところにあるのですが、社会保険事務所がハローワークから30分くらい歩くのです。

同じ市内でもあり、電車で行っても効率悪いし、かといって路線バスはわからないし、結局歩いて行ったのです。

とてもいい運動になりましたが、結構疲れました。

明日、土曜日ですが、スポットで依頼された社会保険の新規適用手続きの書類を作成する予定です。

さあ、今年も始まりました。1日1日を大切にして一生懸命、仕事をしていきます。

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2008年1月 3日 (木)

零細企業の給与、7年連続で減少・厚労省調べ

零細企業の給与、7年連続で減少・厚労省調べ

零細企業の従業員の給与が7年連続で減少したことが分かった。厚生労働省の調査によると、従業員5人未満の企業に勤める人の基本給と残業代を合わせた月給は19万482円で、前年同月と比べ0.1%の減少となった。

 厚生労働省は年に一度零細企業の給与の動向を調べている。今回の調査は2007年7月の給与と、07年のボーナスについて調べた。07年のボーナスは前年比2.2%減の21万4629円で、9年連続で減少した。規模の小さな企業の従業員には景気回復の恩恵は行き渡っていない。

社会保険労務士という仕事をやっていると、上記のようなニュースをとても理解できます。「給与をアップしたいけれどできない」、「賞与を支給したいけれどできない」という中小企業が多いのを実感します。

以前ブログにも書いたのですが、実際にはこんな会社もあるのです。

http://oda-office.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_14cb.html こちら参照。

これで給料が上がらない、と言っているのであればひどいものです。

こんな会社は、発展しないでしょう。

この内容はメルマガにも書いてみました。ご参照ください。

http://blog.mag2.com/m/log/0000230023/109260015.html

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2008年1月 2日 (水)

07年に生まれた赤ちゃん、109万人・戦後2番目の少なさ

こんなニュースがありました。人口減の世の中になったことが実感できるニュースです。

とても深刻な問題ですね。

07年に生まれた赤ちゃん、109万人・戦後2番目の少なさ

2007年生まれの赤ちゃんは109万人と、戦後2番目に少なくなる見通しであることが厚生労働省が1日付で公表した人口動態統計の年間推計でわかった。6年ぶりに増加に転じた前年に比べ、約3000人減る見通し。死亡数は前年比で2万2000人増え110万6000人となり、戦後2番目の多さとなった。

 出生数は、過去最低だった05年の106万2530人に次ぐ低い水準。子どもを産む女性の人口減少が影響したとみられる。厚労省は「長期的にマイナス傾向は続く」とみている。

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2008年1月 1日 (火)

「新たな挑戦」を評価しよう

あけましておめでとうございます。

ブログを書き始め、1年8ヵ月間毎日更新してきました。

新年最初のブログで、新年最初のメルマガの内容を紹介します。

”「新たな挑戦」を評価しよう”

「何かをすれば道に迷うけれど、何もしなければ石になってしまう」

紅白歌合戦を見ていて、司会の笑福亭鶴瓶氏が言っていた
昨年亡くなった作詞家、阿久悠氏の言葉です。
正確には覚えていませんが、こんなニュアンスの言葉でした。


何か新しいことに挑戦したり、前例のないことに取り組んだり、
誰もやらなかったことに挑んだりすることがあります。
もちろん新しいことに挑戦するのだから、上手くいかなかったり、
迷ったりします。
そしてときには失敗もするでしょう。

しかし迷ったり、失敗しながらでも少しずつ前進していくことが
とても大切なことであり、評価に値することです・・・

続きがこちら、メルマガ本文をご参照ください。http://blog.mag2.com/m/log/0000230023/109307066.html

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