<連合>「日雇い派遣禁止」の運動方針決める
毎日新聞のニュースです。
連合(高木剛会長)は24日、中央執行委員会を開き、労働者派遣に関し「日雇い派遣は禁止し、直接雇用にする」との運動方針を決めた。違法派遣で業界大手のグッドウィルが事業停止処分を受けるなど、不安定で低賃金の働かされ方が問題化しており、厚生労働省が検討している日雇い派遣への規制にも影響を及ぼしそうだ。
方針では、雇用期間が極めて短期間であり、職業訓練が不十分で技術を身につけることができないと問題点を指摘。さらに、港湾運送業務などへの違法派遣や二重派遣、賃金からの不当な天引き、安全衛生措置が確保されないなど労働関連法に抵触する実態があるとした。このため、日雇い派遣を禁止して直接雇用をすべきだとの運動方針を初めて決めた。
派遣労働を巡っては、日雇い派遣や派遣業務について労働者派遣法の見直しが検討されていたが、労使の折り合いがつかなかった。厚労省は通常国会への改正案提出を見送り、省令などで日雇い派遣の規制を検討している。連合は労働者派遣について、労働者が派遣元に雇用されて派遣される常用型派遣を基本とし、登録して派遣される登録型派遣は原則禁止すべきだとの立場を表明していた。
「日雇い派遣」、この形態を常時使用する「派遣」は禁止すべきだと思います。
全面的に禁止にしてしまうと、イベント業など本当の単発の業務を派遣スタッフに委ねている企業は大変です。
物流業務や倉庫業務等で、常に発生する業務への「日雇い派遣」は禁止とし、業務請負とか、通常の「派遣契約」にて対応する、ということも検討してもよいのではないでしょうか?
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