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2008年5月 2日 (金)

残業知識の整理(その1)

それでは、残業について、知っておくべきことを法的なことを整理していきます。

1.労働時間の原則(労働基準法第32条)

  • 1週間の労働時間   40時間を超えてはいけない
  • 1日の労働時間     8時間を超えてはいけない

労働時間は上記のように法律で決まっているのです。

でも実際には”長時間労働”が問題になっているくらい残業が当たり前になっていますが、 これはどういうことなのでしょうか?

残業や休日出勤は労働基準法では”労働時間の例外的な取り扱い”になっています。


2.残業や休日出勤などの労働時間の例外(労働基準法第36条)

次のような手続きをすることによって、残業や休日出勤をすることができるのです。

  • 労働者の過半数で組織する労働組合と協定を結び、それを労働基準監督署に届出る
  • 上記労働組合がない場合、労働者の過半数代表者を選んで、その者と協定を結び労働基準監督署に届出る

残業をするにも面倒な手続きがあるのですね。

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