格差社会を生み出したものは?
今日の日本経済新聞の月曜経済観測の記事、
昨年解散した産業再生機構の専務として先頭に立った冨山和彦氏が書いていました。
就職氷河期に社会に出た世代がとくに悲惨。海外留学したいという若者が減り、終身雇用を支持する人が増えたのも気がかりだ。より年齢層の高い既得権者によって、若い人たちがいかに意欲を喪失させられているか。
格差社会は競争社会が生み出したという批判があるが、若者の雇用問題をみるがぎりは反市場経済の流れが格差固定の根源ではないか。
この記事、私も同感です。
就職氷河期の若い人、本人の努力とは無関係なところで、厳しい状況に置かれました。既得権を守るための犠牲になっていることは否めないように思います。
反市場経済の流れ、これが社会保障制度の空洞化の一因にもなっているでしょうね。
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