雇用保険一般保険料額表
A社から、スポットで労働保険年度更新を依頼されました。
年度更新を行うので、賃金台帳をもらいます。
職業柄、賃金台帳を見ると雇用保険料が正しく計算されているか、社会保険料が報酬に合致しているか、思わず確認してしまいます。
そして雇用保険料を計算してみたら、6/1000になっていないのです。
「改正前の8/1000かな?」と思って計算しても合いません。
先日A社を訪問したとき、「雇用保険料はどのように計算しているのですか?」と聞いてみました。
すると社長は、「この表で計算しているよ」というのです。
社長が出したのは、 ”雇用保険一般保険料額表” でした。
これは、平成17年3月31日に廃止されており、現在では使われていません。ということは少なくとも3年間は、誤って計算していることになります。
法律の改正、そして保険料率の改正、中小企業の場合、その動きに追随するのは難しいですね。
ぜひ社会保険労務士を活用して欲しい、と思います。
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