残業知識の整理(その4)
実際に残業をした場合の残業手当ってどれくらいかかるのでしょうか? 実際の計算例で見ていきます。
残業手当の計算方法
- 基本給22万円、役付手当2万円、家族手当2万円、住宅手当1万円・・・計25万円
- この賃金で残業を月20時間行った場合の残業手当の金額は?
※残業した場合の割増率は 2割5分 です。
①計算方法
1時間あたりの残業手当(残業単価)を算出し、それに残業時間を乗じて算出する
②残業単価の算出方法
以下の計算式で算出する
(基本給+※諸手当)÷月間労働時間×割増率(125%)
※諸手当には何が含まれる?
原則すべての手当が含まれますが、除外できる手当が労働基準法で定まっています。以下の手当が除外できる手当です。
家族手当 通勤手当 別居手当 子女教育手当 住宅手当 臨時に支払われる賃金、1箇月を超える期間ごとに支払われる賃金
③計算例 月間労働時間 160時間とする
(22万円+役付手当2万円)÷160時間×125%×20時間=37,500円
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