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2008年7月22日 (火)

仕事の満足感低下、成果主義は成功せず…労働白書

仕事の満足感低下、成果主義は成功せず…労働白書

厚生労働省は22日、2008年版「労働経済の分析」(労働経済白書)を発表した。

 長期雇用につながる正規従業員として就職したいのに、パートや派遣などの非正規労働者として働く人を「不本意な就業者」と定義した。企業が、1990年代の景気低迷以降、人件費削減のために採用を正規から非正規にシフトして非正規が増えた結果、労働者の仕事の満足感が長期的に低下していると分析した。

同機構の調査で正規従業員の仕事への意欲が低くなった理由(複数回答)で、「賃金が低い」が最多のほぼ半数、「評価の納得性が確保されていない」が3分の1に上った点に注目。〈1〉40、50歳代の高学歴ホワイトカラーで賃金格差が拡大〈2〉特に50歳代の男性労働者で意欲が顕著に低下--を問題点に挙げ、同賃金制度は「必ずしも成功していない」と指摘した。

詳細はこちら ↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080722-00000012-yom-soci

非正規労働者の増、賃金格差の拡大、その結果による仕事の満足の低下です。

結局企業の人件費を削減するための対応が裏目に出て、ますます人から元気を奪っていくのです。

何か、とても空しさを感じます。

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「僕は「生きるために」働くが、働く「意欲」は「お金」とは全く関係がありません。」〜本文より〜 厚生労働省は22日、平成20年版の「労働経済の分析」(労働経済白書)を公表した。バブル経済崩壊後に企業が導入した成果主義的な賃金制度がうまく機能していないと指摘...... [続きを読む]

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